北朝鮮の核搭載ICBMはグアム攻撃も、「国際社会の圧力で」核放棄へ

 北朝鮮の金正恩氏が、狂気の軍拡に突っ走っているのはご存知の通りです。核爆弾の度重なる実験に加え、搭載するミサイルも日本列島をはるかに超え、グアムまで到達すると言われている。すでに米大陸に到達する能力を持っているという専門家もいるらしい。早晩、アメリカ全土が攻撃可能になることは間違いないでしょう。
 金正恩の最終目的がどこにあるかは別として、どうやら彼は、核兵器さえ持てばどこの国からも攻撃されることはあり得ない、と本気で考えているようです。こういう輩は「自分はどんなことでもできる」と思いこんでいるから始末が悪い。周囲で彼に諫言しようという者がいたら、たちまち粛清されてしまうのです。
 諫言どころではない、居眠りしたということで処刑された者もいた。

 何年か前、北朝鮮の政権でナンバー2と言われていた張成沢(チャン・ソンテク)・前国防委員会副委員長が、「国家転覆陰謀行為」をしたとして処刑された。北朝鮮で粛清は珍しいことではないが、張氏は故金正日(キム・ジョンイル)総書記の妹である金敬姫(金慶喜、キム・ギョンヒ)書記の夫、つまり金正恩の義理の叔父だった。
 国家転覆陰謀行為というが、その実態は何だったのか。正確なところは金正恩しか知らない。しかしこんな話が耳に入った。まんざら「ない」とは言えないのではないですか。

 金正恩は周囲が自分をどの程度信奉しているかを知る手段として、幹部の自宅に盗聴器を仕掛けていたらしい。取り付けるのは専門家だ。年寄りに気づかれないように工夫するなど容易でしょう。
 ところで盗聴器を通して、叔父の張成沢が「若い者(金正恩)のお守(もり)は大変だ。苦労するよ」と妻に話していることが録音されてしまった。激怒した金正恩によって張成沢は公開処刑されたというのです。
 正恩がいかに怒っていたか。戦車に搭載するような重機関銃を張成沢に向けて連射させた。直径が20ミリもある弾丸の連射なので、彼の身体は一瞬で肉片となってしまった。
 また正恩は自分の異母兄にあたる金正男(キム ジョンナム)をVXガスで殺害した。いずれ自分の地位を脅かす存在になるのではないか、という恐れからの犯行だったらしい。

 こんな狂気の独裁者が核をコントロールする立場になり、韓国のソウルを火の海にすると脅し、日本の4つの島を水爆で沈めると暴言を吐き、太平洋で水爆の実験をするとの発言もしている。
 こんな独裁者を放置していいはずがない。韓国の文在寅大統領は、金正恩斬首作戦も考慮しているというが、目標は来年の秋だと。この緊急時にこれではその意思がないということです。しかも北朝鮮人民のためと言いながら、9億ドルの支援も行うらしい。これが経済制裁の抜け穴にならないのか。
 日本ではテレビなどに出ているコメンテーターが、ほとんど例外なく「圧力だけでは解決しない。同時に対話の道を開けておかなければ」と発言している。

 そんなことは言われなくても分かっている。だからこそ日米首脳ともに、「あらゆる選択肢」を用意しているのです。
 しかし考えてください。北朝鮮の核開発は1980年代から始まったとみられています。それからおよそ30年、北朝鮮に核兵器開発を断念させる代わりにインセンティブを与えてきた。日米韓は、朝鮮半島エネルギー開発機構を作り、これを実施主体として、北朝鮮に軽水炉を2基造って渡した。また、年間50万トンの重油を与える約束を実行してきた。
 しかし北朝鮮は取る物だけ取って、変わらずウラン濃縮を続けていた。これまで再三の対話の結果は、北朝鮮の核開発に金と時間を与えただけだったのです。

 安倍晋三首相は国連総会で20日、つぎのように演説した。(要旨を抜粋)
 「対話を続けながらも、北朝鮮は核、ミサイルの開発を諦めるつもりなどまるで持ち合わせていなかった。94年当時、北朝鮮に核兵器はなく弾道ミサイルの技術も成熟にほど遠かった。それが今、水爆とICBMを手に入れようとしているのです。対話による問題解決の試みは無に帰した。
 北朝鮮に全ての核・弾道ミサイル計画を、完全な、検証可能な方法で放棄させなくてはらない。そのため必要なのは対話ではない、圧力なのです」

 「何の成算あって、われわれは三度、同じ過ちを繰り返そうというのか。北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対し、日本は日米同盟によって、また日米韓3国の結束によって立ち向かう。必要なのは行動です。北朝鮮による挑発を止めることができるかどうかは、国際社会の連帯にかかっている。
拉致、核、ミサイル問題の解決なしに、開ける未来など、あろうはずがありません。北朝鮮の政策を、変えさせる。そのために私たちは、結束を固めなければなりません」

 安倍首相は国際社会の連携を呼びかけたが、その圧力こそが戦争を避け、北朝鮮に核武装を翻意させる唯一の方策ではないのか。「日本には平和憲法がある」などと唱えていてもオオカミは襲ってくる。本当に平和を守る思いがあるのなら、現実を見つめ腹をくくって取り組まなくてはいけない。「平和」憲法が残って日本国が滅びる、愚者はその場に直面しなければこの愚かさを理解できないのでしょうか。
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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