眼前にした巨大な紀元杉、雨も私らの行く手を避けたようだ

 3日から7日まで、屋久島と種子島へ行ってきました。東京で1泊、屋久島2泊、種子島1泊で妻同行の小旅行です。羽田発のフライトが早朝(といっても8時05分発ですが)だったので、空港近くのホテルで前泊。朝はホテルのバスが空港まで送ってくれるので助かりました。屋久島は妻が昔から行きたかった所らしい。私はむしろ種子島に興味があったのです。

 屋久島には、ひと月に35日雨が降る、という言葉があるそうです。「うまい表現だ。誰が言ったのだろう」と考えていました。これは林芙美子が「浮雲」のなかに書いた言葉らしい。屋久島では、彼女が執筆のために宿泊した旅館がまだ営業しています。島の人たちからも、雨ばかりだと聞きました。年間降雨量は全国一だとか。
 そんな雨の多い島ですが、天候に関してはそれほど気にしていなかった。私らは俗にいう晴れ男、晴れ女なのです。国内外を合わせると、旅はこれまで百回を超えて行っていると思いますが、雨に降られた経験がないのです。

 今回、屋久島の港へ迎えに来たガイドがホテルへの車中、「このところ珍しく何日も晴天が続きましたが、今夜から荒れるそうです」と言っていました。
 私らが宿泊したのは、屋久島いわさきホテル。和室を予約したのですが、広々とした明るい快適な居住空間です。妻は「『旅サラダ』だったか定かではないが、この部屋、テレビの旅番組で見て一度来たいと思っていた」とゴマンエツでした。

 ところで案の定というか、夕方から豪雨。屋久島の雨は激しいときは、ラッキョウほどの雨つぶになる、と言ったガイドの言葉を思い出しました。夜半からは雷鳴が加わり、そのやかましいこと。翌日は島内観光のため、タクシーを予約していました。3日目はバスで島巡りをしますので、それ以外の場所を回ってもらう予定でした。
 2日目、朝食は7時から。雨は一向に降りやます、タクシーの窓からでも、おそらく何も見えないような状態です。9時の予約でしたが、キャンセルも考えていました。ところが8時に雨が上がったのです。やって来たタクシードライバーの話では、朝、出勤するときいつもの道が通行止めで、大きく迂回してたどり着いたと。後で知ったのですが、この短時間雨量は屋久島でも50年ぶりなのだそうです。

 場所によるらしいのですが、この日、タクシーで動いていると猿と鹿が至るところで見られた。猿は道路に出て相手猿の毛づくろいをしている。そんな姿が、道路にあちこちで見られるのです。
 このときすでに日が射し始めていました。屋久猿は毛が長いので、雨の後は毛を乾かすために樹林の中から日当たりのいいところへ出てくるという。鹿も道路わきに出てきます。屋久猿も屋久鹿も体がとても小さい。
 屋久島を表す言葉に「人2万、猿2万、鹿2万」というのがあるそうです。いちばん多かった頃は人が2万人程度いたらしいのですが現在は1万3000人ほど。猿は4,000~6,000頭、鹿は3,000~6,000頭だといいます。

 屋久島はなんといっても「屋久杉」が有名です。その頂点が、7200年間生き続けてきた「縄文杉」です。これを見に行くツアーがあるのですが、早朝から雨ガッパをはじめ必要装具をリュックに入れ、トレッキングシューズで足もとを固めて出発です。山道をおよそ12時間の超強行軍だそうです。

 3日目、私たちはバスで島内観光。この日のメインは屋久杉ランドの散策(約40分)と、紀元杉を見ることです。これはすぐそばまで観光バスで行くことができます。紀元杉は縄文杉に次ぐ巨大さで、およそ3000年経っているといわれています。宿泊したホテルのロビーに設えられたオブジェはこの紀元杉がモデルだそうで、7千数百万円をかけたという話でした。

 そのあと16時発の高速船(ジェットフォイル)で種子島へ。種子島いわさきホテルには18時過ぎに到着しました。
 次回は種子島についてご報告します。2、3日お待ちください。

屋久島11
部屋からホテルの広大な庭が見える。散策するのに1~1.5時間かかる
と言われた

屋久島12
ホテル・ロビーに紀元杉をモデルにした巨大オブジェを
展示

屋久島20
屋久島18
屋久島19
刻々と変わる天候に合わせ、その表情を変
える自然。部屋から尾之間三岳(おのあい
だみたけ)を望む。中央の高い部分がモッ
チョム岳。写真にはないが、左に耳岳、割
石岳と続く

屋久島14

屋久島17

屋久島13

屋久島23
滝が直接海へ落ちるのは世界でも珍しい。日本ではここ
屋久島と、知床にある滝だけ

屋久島21
千尋(せんぴろ)の滝、大川の滝とともに
屋久島の景観を彩る

屋久島16
豪快な水しぶきを上げる落差88メートルの大川(おお
こ)の滝、日本の滝百選にも選ばれている

屋久島15
三千年を生き抜いた紀元杉。撮影ポイントが狭いので、見上げ
るかたちになり全体を撮影しにくい
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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