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国民の声を反映しない憲法を、70年放置することが異常なのだ

 (前回のつづき)
 今回、憲法改正反対のため、毎日新聞は早稲田大学の水島朝穂教授を担ぎ出した。
 川人博氏(弁護士、東大講師)は「日頃、人権擁護を主張する日本の学者・弁護士の多くが、なぜか北朝鮮による拉致・人権問題になると、独裁者に大変寛大な態度をとる」と水島氏らを批判。また八木秀次氏(法学者)は、「水島氏は、第一回日朝首脳会談後に帰国した五人の拉致被害者がそのまま日本に留まらせた政府の政策を批判し、事実上、拉致被害者家族の救出を妨害するような言動を繰り返した」と非難している。

 さて今回の毎日新聞の記事、まず最初の部分です。
 「ご飯をたくさん食べる人こそ偉い。小食は駄目――。
 安倍首相の改憲論を聞いていると、そんな『大食い自慢』すら頭をよぎる。なぜなら安倍首相、改憲をしたことがない日本と、数多く改憲した諸外国とを比べる発言が実に多いのだ」

 第2次大戦中の同盟国ドイツは60回、イタリアも十数回改憲している。日本では憲法改正をすることがまるで悪事を働くことのように、アレルギー状態を示す連中がけっこういる。一、二を除いて、メディアはおおむね改憲反対だと思われる。左翼系議員、進歩的?文化人とかいう連中もそうでしょう。そこへもってきて硬性憲法で、改憲がきわめてやりにくいときている。
 何十回改憲したからすごい、と数を競っているわけではない。今まで1回もできていないことが異常だというのです。わかっていながら、回数を競っているような話にすり替えていく、毎日新聞の悪辣な遣り口だ。

 毎日の言い分は続く。
 「だから60回の改憲といっても、微修正がほとんどだ。最後の改正は3年前の『91b条』の変更で、(途中略)『改憲らしい改憲』といえば、56年の再軍備や68年の緊急事態、90年のドイツ統一後の整備などに限られている」

 新聞が言わんとするところは、60回の改憲といってもほとんどが微修正で、大きい改憲は再軍備など3回ぐらいだった、という。だから「ドイツは何回も改憲している」と騒ぐな、ということでしょう。
 ところが日本は、その小さな改憲さえ1回も行われていない、行うことが悪だという風潮すらある。それが問題なのです。

 ドイツは60年以上前に再軍備の改憲をしているではないですか。日本国憲法は9条に、「2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」とある。
 現実に自衛隊を擁しながら、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」というのは、いかにも小細工を弄していると思います。だから左翼政党は「自衛隊は憲法違反だ」と。しかし何か事あれば、自衛隊は国や国民を守るべきだという。虫が良すぎる、その思考回路の矛盾に気づかないのかね。
 水島教授の言い分も直接取り上げようと思いましたが、それほどの内容ではなかったので止めておきます。

 いいですか。憲法の条項を改正するのは国民です。国会議員はその発議をする立場なのです。国民投票の過半数で決定した改正なら、誰も反対はできない。
 ですから今度の改正案には、発議要件の緩和を盛り込んでほしいと私は言うのです。何か改正しようとするたびに、70年もかかっていたのでは話にならない。発議要件を「全議員の過半数」としたらいい。改憲の内容を了承するか反対するかは、国民投票で決まるのですから何も問題はないでしょう。

 荒っぽい言い方になるが、私の内心の結論を述べましょう。もし国民投票を繰り返して、国民の意思通りの憲法になったとしよう。それがGHQの押し付けた現憲法ともしも同一であっても、それが国民の声なら、私はやむを得ないと思う。一度も国民の声を聴いていない現憲法とは違うのです。(終わり)
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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