ガン・認知症の増加は高齢化が主原因、第1次ベビーブームが今や70歳に

 すべての人間は死ぬ。しかし医学の発達で寿命は徐々に延びています。端的に言いますと、がんや認知症が増加していますが、これは人類の高齢化がもたらす副作用のひとつといえます。
 国立がん研究センターの「がん登録・統計」によると、がんの死亡数と罹患数は、人口の高齢化を主な要因として、ともに増加し続けているという。急速に高齢化が進むにつれて、今や日本人の2人に1人ががんになる、といわれる時代を迎えました。

 欧米では、だいたい毎年5%ずつがんによる死亡数が減少しているらしい。それに比べ日本では増加が止まらない。1995年の時点では日本もアメリカも死亡率は同程度でしたが、それ以降、差はどんどん開いています。
 「他の先進国と比較して、日本では高齢化のスピードがものすごく速い。それが、がん死が増えている一番大きな要因だと言えるでしょう。日本のがん死亡者数は、団塊の世代が80代後半になる2030~2035年くらいまでは、増加し続けると思います」(大阪大学大学院医学系研究科社会環境医学講座教授・祖父江友孝氏)

 それでは認知症はどうでしょう。これは週刊新潮(4.13)から引用してみます。
「認知症患者を数多く抱える、石川県立高松病院院長の北村立氏は語る。
『ある大学の調査によると85歳の約50%、90歳では80%の人が認知症、もしくはその予備軍だといわれています。つまり〈認知症になるのは御免です〉といっても長生きしたら誰でも認知症になるんです』
 要するに、長寿と認知症はセット商品。長生きしても認知症知らずなど、虫のいい相談なのだ」

 2015年1月、厚生労働省は「認知症施策推進総合戦略 ~ 認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて ~(新オレンジプラン)」を発表しました。この戦略の中では、認知症を患う人の数が2025年には700万人を超えるとの推計値が発表されています。これは、65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症になる計算です。
 認知症高齢者の数は2012年の時点で全国に約462万人と推計されており、約10年余で1.5倍にも増える見通しです。

 1947(昭和22)年から1949(昭和24)年の第1次ベビーブーム期に生まれた約810万人を指して「団塊の世代」と言います。1960年代には大量の労働力を供給して日本産業の発展に寄与し、70年代以降は大量の結婚、出産によって住宅、家電、自動車などの分野で大きな需要を生み出した。いろんな分野で、大きな影響を与えた年代が70歳を迎えるのです。
 さらにその20余年のちに第2次ベビーブームがありました。(つづく)
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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