急速に開発が進むC型肝炎の新薬、私もウイルス駆除をしました

 私のホームドクター(かかりつけ医)までは、自宅から徒歩5分ぐらいです。この医院にかかり始めて30年になるでしょうか。20数年前、血液検査の結果を見た医師は、私に「非A非B型肝炎がある」と伝えました。それがのちにC型肝炎と名付けられたものです。

 C型肝炎罹患の原因は、多くが小学生時代の集団予防接種などによるらしい。注射器、注射針の使いまわしで次々感染したのだろうというのです。そのほかにも、暴力団の構成員が多く感染しているという。これは刺青(いれずみ)の針を使いまわすため、また麻薬の針からの感染もあるという。
 どういう経緯か知りませんが、暴力団の間でC型肝炎に「片仔廣(へんしこう)が効く」といううわさが広まった。もちろん根拠などありませんが、漢方薬局でいっせいに売り切れてしまったことがありました。

 C型肝炎にかかった人はやがて肝硬変になり、肝がんになって命を終える。それがホームドクターの説明でした。
 「先生、余命はどれぐらいだと思いますか?」
 いちおう先生と呼ぶのは礼儀だと思っています。
 「5年ということはないかと思うが…」
 返事の様子から、医師もあんまりよくわかっていないんだな、というのが感触でした。せいぜい1年ぐらいの誤差で寿命を知ることができるなら、整理しておかなければならない件もあるのだが…。

 そのうちインターフェロン治療が話題に上るようになり、私も勧められた。50歳半ばだったでしょうか。しかし調べると、これは抗がん剤治療と同じぐらい身体への負担が大きいというし、治療費も何百万円も必要だという。当初は健康保険が適用されていなかったはずだから仕方がないのでしょう。
 しかし私の知り得た範囲では、C型肝炎ウイルスのキャリアで、肝炎 → 肝硬変 → 肝がん と進行して死んだ人はいません。しかも死後詳しく検査をして、C型肝炎に罹患していたと分った人も多い。
 さらにインターフェロン治療をしても、すべてが治癒するわけではなかった。もちろん私は治療を拒否した。

 当時、半年に1回ほど日大板橋病院へ通っていた。そこの医師の紹介で、私は住まいに近い川越の病院へ替わりました。ある日その病院で、「副作用もごく少ない、錠剤による治療法が開発された。費用に対する助成金も出る可能性がある。やってみませんか」と勧められたのです。
 期間は26週(約6ヵ月)、朝夕錠剤を服用した。副作用もほとんどなく、無事ウイルスを駆除できました。助成金の審査が保健所で行われたが、6ヵ月で2百数十万円の薬価が、わずか月1万円ですみました。3年ほど前だったでしょうか。
 ところが私の治療が終わるころには、12週でウイルスを駆除する新薬が出来したと新聞で読んだ。その何ヵ月か後には、さらに期間を短縮した薬が出た。新薬が開発される速度は本当に驚くばかりです。
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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