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「翔んで埼玉」の人気を考えた、県民の自虐趣味が充たされただけか?

 なんだかんだの野暮用で、すっかりご無沙汰してしまいました。
 一段落したとたん一昨日、女房殿のご要望で映画「翔んで埼玉」観賞に同行してきました。私が東京のアパートに住んでいた若いころ。そうです、ちょうどバブル景気真っ最中の頃でしょうか、東京の私の周りでは何かにつけて埼玉をからかう風潮がありました。「イジリ」やすかったのでしょうか。

 「ダサイタマ」。
 埼玉県民は長らくこの「異名」に振り回されてきたという。かつて県議会でも取り上げられ、「県としてどのような対策を講じているか」と論争になったこともあるらしい。言わせておけばいいものを、まったくくだらないことに貴重(?)な時間を割くものだ。県会議員は暇なんですかね。
 誰が言い始めたのかダサイタマ。定かではないが1980年代前半にタレントのタモリが言ったことが全国的に広まった、との説が有力だという。

 「芋ナンバー」というのもありましたね。当時「大宮」ナンバーの車ばっかり目につきました。もちろん「川越」ナンバーはなかったし、「所沢」の車検場もなかったのか? 川越の名物はさつま芋ですから、大宮ナンバーの車を見ると、サツマイモの川越を連想したのでしょうか。そのいきさつは、私には定かではありませんが…。

 ところが映画は評判倒れだった。知り合いの婦人で、「あんまりおかしいから、知らない隣の人と肩をたたき合って笑った」と言っていたが、信じられませんね。

 話はひとことで言えば、埼玉県民が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に、帰国子女でアメリカ帰りの転校生と、埼玉出身の東京都知事の子の、県境を超えたラブストーリー。埼玉や千葉の住民は「通行手形」を持たずに東京都に入ると、強制送還される。ところが通行手形は都知事の権能に属し、賄賂の温床になっている。2人が中心になり、この現状を打破するというおとぎ話です。

 … しかし東京都民の言葉には多少笑わされた。
 「ご存知ない方も多いと思いますが、東京都のとなりに埼玉県というところがあります」「埼玉から東京へ行くには通行手形が必要なのです」
 「ああ嫌だ! 埼玉なんて言ってるだけで、口が埼玉になるわ!」
 「埼玉もやっぱり日曜日かな?」
 「茨城というと、埼玉のさらに奥地にあると言われるあの日本の僻地?」「気の弱い女性はその地名を聞いただけで卒倒してしまうというあの茨城です」
 … 気の毒に、茨城まで巻き添えになった。

 私は姫路(兵庫)で生まれ、親父が復員(古いね!)してきたあと釧路(北海道)で中学の途中まで生活し、そのあとの学校生活は東京。現在は埼玉の富士見市で蟄居しています。転々としてきたからか、埼玉をけなされても腹が立たないし、かといって同調もしたくない。郷土愛というのが薄いかとも思う。
 しかしこの映画がなぜそんなに人気が出たのか? 埼玉県民の「自虐趣味」を満たしたのか? 私にはわかりません。

 いちばん面白かったのが、芸人・塙が最後に唄った「埼玉県のうた」っていうところでしょうか。
 「~だんだん、だんだん、だんだだん、だんだん埼玉。どんなに歩いても海が無い。海だけならまだしも、空港無い。名所も無い、さらに郷土愛も無い。だけどアジア一のでかい団地がある。~」
 そのほか大したことはなかった。残念…
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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