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米原住民の鯨食を頬かむりして捕鯨国を責めるアメリカのご都合主義

(前回のつづき)
 アラスカに住んでいるアメリカ人が鯨肉を食用にしている。これは間違いのない事実です。アメリカ人の多くは「原住民族が食用にしているだけだ」という。現在のアメリカはイギリスからの移住者などで始まり(というと聞こえがいいが、白人のアメリカ大陸侵略です)、せいぜい230年程度の歴史しかない。その人らに鯨肉を喰う文化がなかったというだけだ。食べもしないクジラを躊躇なく殺して、鯨油を取って放擲した。
 日本にはアラスカの原住民がクジラを食するはるか以前、縄文時代からクジラを食べる文化がありました。

 まずアメリカ人が、同胞の原住民がクジラを食べるのを黙認、頬かむりして、日本を非難する資格があるのか。鯨食文化がない欧米人が、同胞の食文化に目をつむり、日本を非難するのはなぜか。
 彼らは牛、豚などを日本人の何倍も食べているではないか。それに対する後ろめたさが今度は捕鯨国を攻撃する方向に回ったのだ。これは韓国が経済ひっ迫などで行き詰った時、政権が自分らへの責めを避けるために、国民を「反日」行動に誘導するやり方と似ている。
 鯨油が必要でなくなった以上クジラは必要がない。よって自分らの「鯨食はけしからん、野蛮だ」だとの意見を押しつける。なんとも身勝手なことです。

 さらにクジラに対する感謝の気持ちもない。アラスカの原住民のことを、「感謝の気持ちを持っている」というアメリカ人がいる。口で言うことは簡単だ。具体的に何をしてきたか。
 日本には「鯨墓(くじらばか、げいぼ)」があるのをご存知ですね。受動的あるいは能動的な捕鯨を生業にしている地域において、クジラを供養している墓のことで、日本独特の慣わしです。

 江戸時代以前、またそれ以降に捕鯨を行ってきた地域で、追悼や供養の意味を込めて建てられた墓であり、特に積極的捕鯨をしてきた地域では鯨墓にととまらず、鯨過去帳の作成や卒塔婆や戒名や年一回の鯨法会(ほうえ)まで行う地域まで存在する。捕鯨を古くからやってきた地域では「鯨塚」や「鯨碑」といったものも存在し、鯨墓とあわせるとおよそ100基が日本に存在するという。
 これは積極的な捕鯨だけではなく、寄り鯨・流れ鯨といわれるクジラを捕獲し(受動捕鯨)食料や資源としての利用から、その地域が救われたり潤ったりしたことをも感謝して行われてきたのです。(この段、Wikipediaより)

 さらにクジラがどのように利用されているか。「鯨肉」や「鯨油」以外にも、驚くほど徹底して利用されていることを前回のブログに書きました。
 意外なものはマッコウクジラの「腸内の結石」があります。これが何かおわかりですか。これは腸内にできる結石で、竜涎香(りゅうぜんこう)と呼ばれる香料になるのです。私はその香りをかいだことはありませんが、麝香(じゃこう)に似ていると聞いたことがあります。竜涎香は昔から貴重な香料として高値で取引されていました。

 この結石の塊を、海岸を散歩していて拾う人がときどきいるそうです。これは水に浮かびますから、クジラが排泄したものが波に乗って流れ着いたのでしょう。しかしこれが1000万円を超える価値があることも多いそうです。商業捕鯨が行われる以前は、こんな偶然でしか手に入らなかったのでしょう。
 物の本によると、1948年には金の8倍もの値がついたこともあるらしい。現在でも1g当たり20ドルもする高価なものだという。マッコウクジラは今こそカタカナで書きますが、以前の漢字表記は「抹香鯨」でした。クジラからいい香りがする、ということで名づけられたのでしょう。一度、テレビの「開運! なんでも鑑定団」という番組でも取り上げたことがありました。(つづく)
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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