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北の「段階的核廃棄」は時間稼ぎ、20余年の失敗を繰り返してはいけない

 トランプ米大統領は1日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談を、当初の予定通り12日にシンガポールで開催すると表明しました。ところがトランプ氏は北朝鮮の非核化について、「時間をかけても構わない。速くやることも、ゆっくりやることもできる」と、非核化の即時達成を標榜してきた従来の主張から外れる発言をしているという。(毎日新聞6月3日)

 この日、ホワイトハウスでトランプ氏と面談したのは金正恩委員長の最側近と言われる金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長。彼から金委員長の親書を受け取ったトランプ氏は会談後、記者団に対して北朝鮮の「非核化」の意思を強調しながらも、段階的な非核化を主張していることに理解を示し、「1回の会談ですべてが成し遂げられるとは思わない」と、複数回の首脳会談が必要になると、協議の長期化を容認する考えも示したという。

 トランプさん、ちょっと待ってもらいたい! 合意から1~2年以内の非核化を目指していた、日米韓の従来の方針とはあまりにかけ離れている。非核化の段階ごとに見返りを得たいという、北朝鮮の方針にまんまとハマってしまわないか。
 さらに「関係改善が進む中で、今後『最大限の圧力』という言葉は使いたくない」とまで語り、北朝鮮が非核化を受け入れた後の経済支援に関しては、日本や韓国、中国が取り組むとして、アメリカが多くを負担することはないと示した。

 金英哲氏との会談では人権問題を話し合うこともなかった。日本政府は首脳会談で日本人拉致問題を取り上げるよう求めており、この日、議題に乗せなかったのはある意味わかる。英哲史に当事者能力があるわけでもない。
 だがこの予備会談の席上、拉致問題に触れることは金委員長への大いなる圧力となるのです。「あの問題は解決済みだ」と広言している委員長へ、「解決はしていない」との大きなクサビを打ち込んでもらいたかった。

 しかし考えてみてください。そもそも「核」は5大国以外には持てないというのが国連の決まりでしょう。勝手に所持して、しかも「破棄させるのなら体制を保証せよ」「経済援助をせよ」とは何ですか。だから「国連はいい加減だ、信用できない」といつも言うのです。
 いや、国連というより、米英がいつもしゃしゃり出てくるのです。それを制止もせず、しかも中に入って調整役を買って出ることもしない。本当に国連っていったいどうなっているのでしょうか。

 7日には安倍晋三首相が日米会談に赴きます。
 段階的核放棄など認めたら、北朝鮮の時間稼ぎに利用されるだけだということ。さらに拉致問題について、改めてトランプ氏にしっかり理解させる方向に仕向けてもらいたいものです。
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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