アメリカの力を侮ってはいけない! 日米同盟なくして日本はどうなる

 北朝鮮の金正恩委員長が、韓国の特使を介してトランプ米大統領に首脳会談を呼び掛け、大統領が5月までに応じる意向を示したことは以前に報道されました。それに先立ち、4月末に文在寅韓国大統領と金委員長が板門店で南北首脳会談を開催するという。

 トランプ大統領べったりの日本が、置いてきぼりを食ったらどうするのかという意見があります。しかしその考えはどうでしょうか。
 日本もアメリカと並んで、核爆弾やミサイル実験を繰り返す北に、より強力な経済制裁を行ったこと自体は決して間違ってはいない。今回、北が韓国を通してアメリカに歩み寄ってきた事実こそ、制裁の効果が出てきた証拠ではありませんか。

 逆に日本の経済制裁を非難するなら、日本はどういう態度をとるべきだったというのでしょう。ただ「話し合い」を口にしているだけでは、北朝鮮は煮え切らない態度を続け、結果的には時間稼ぎに過ぎなかったということになるのです。
 これまでの何十年にもわたる経緯を見ると、北がその間に核・ミサイル開発に取り組んできたことが分かるでしょう。

 いつも気になるのですが、世間の人たちがトランプ大統領を判断する基準は何でしょう。おそらく日本のマスコミ報道を基準にしているのではありませんか。果たしてマスコミの見方は正しいのか。
 大統領選から、まだ1年半も経っていません。選挙のとき、日本のマスコミはどこもトランプ氏を泡沫候補同然に扱っていました。

 当時、ジャーナリストの中で「トランプ氏が当選するかもしれない」と明言していたのは、木村太郎氏(ジャーナリスト、キャスター)1人しか私は知りません。
 不肖私も妻に、「トランプさんは実業家として成功した人だ。世間の人が思うほど愚かではないだろう。面白いかもしれないよ」と言い続けていました。風車に立ち向かったドン・キホーテとは違う、というのが私のどこかにあった。

 “日本がアメリカべったり”といっても、現実問題としてアメリカの力を借りなければ日本の防衛をどうするのでしょう。かつて三国同盟を締結していたドイツやイタリアは、NATO(北大西洋条約機構)に加入している。例えばどこかの国がドイツを侵略しようとするなら、すべての加盟国が守ってくれる。同時に他の加盟国が攻撃を受けたとき、ドイツもその国を守るために行動する。
 これはアメリカ合衆国を中心とした北アメリカ(=アメリカとカナダ)およびヨーロッパ諸国によって結成された軍事同盟です。日本は参加できません。

 おまけに憲法9条には「国権の発動たる戦争と…武力の行使は…永久にこれを放棄する」「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」と明記している。ですから、ここで日米同盟を解消するなら中国・北朝鮮の思うつぼです。
 中には「日本は中立国で行けばいい」とバカをいう人もいる。中立国ってどういうことかご存知ですか。中立を宣言し、どことも同盟を結んではいけない。どこかが攻めてきたら、自国の軍隊で最後の1人まで戦わなければいけない。スイス国民の決意、スイス憲法をよく見てください。

 そんなこと、現在の日本ができますか? 現在の憲法9条を擁する日本は100%、中立国の条件を備えていないということです。まだまだ言うことがありますが紙面の都合でカット。
 気を付けなければいけないことは、日本が風車に立ち向かったドン・キホーテになってはいけないということです。
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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