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霧雨にかすむ夜明けの日月潭、後ろ髪を引かれる思いで台湾を後に

 (前回のつづき)
 3日目は朝から高雄の見どころを案内された。そのあと台南へ。そこでは孔子廟、鄭成功像と鄭の屋敷跡、赤嵌楼(せっかんろう=この地がオランダ領のときの城)などを見学。台湾もそれなりに歴史のある地域ですから、神社仏閣も多い。ガイドに予定コースから寺社をカットしてもらった。
 「他の信仰をしている」という私の話に、彼は「私はキリスト教をやっている。だから仕事でキリスト教関係のところへ行っても、詳しい説明をしない。お客さんに聞かれると、キリスト教をやっているから」と、はっきり言うことにしていると話していた。

 この日は日月潭(にちげつたん)で宿泊。ここは台湾最大の湖でもっとも風景がいいとされる場所です。ことに湖面の色が刻々と変化する夜明け頃が最も美しいらしい。建設会社を経営している知り合いも、この景色を絶賛していました。
 ところが夕刻に近づくにつれて、だんだん空の雲が厚みを増してきた。「おい、おい。そんなはずはないだろう」というのが私の実感でした。
 夕食はホテル内の寒煙翠で台湾料理が振舞われた。VIPということで、一般客を横目に別の部屋へ通されたが、まったく意味が分からなかった。あるいは宿泊する部屋のランクで分けているのか? あんまりいい趣味じゃないね。

 翌朝、夜明けとともに目を覚ますと、部屋の窓から見渡す湖面は濃い霧に覆われている。台湾一と言われる日月潭の眺望ですが、残念ながら大自然相手だから仕方がない。
 朝食はホテル屋上のスカイラウンジ。同行ガイドの案内でテーブルにつく。流れる霧が濃くなると湖はまったくみえない。薄くなってくると、徐々に湖面が明るくなり、島が見え、対岸の山影が明らかになってくる。
 肌寒いなか、私は冷えた台湾ビールを定番のごとく飲んでいた。妻は身体が暖まるものをということで、紹興酒を頼んだがラウンジには置いていない。そこで熱い豆乳をもらい一息ついていました。

 食事の用意が進むうちに、霧雨が降りだした。あれ? 2人は晴れ男・晴れ女ではなかったのか?? しかし妻も私もいわば半病老人、若いときと違ってパワーが失われてしまったようだ。
 ところが、食事を終えて部屋に戻ったころには、すっかり晴れあがった。湖面を一望できる部屋の窓とバルコニーから、何枚か写真を撮ってみました。「台湾は最後」と思った今回でしたが、何か後ろ髪が引かれる思いでした。

 日月潭を後に車は台中へ。ここから台湾新幹線で台北へ戻りました。新幹線というのは日本人向けの言葉で、台湾では高速鉄道という。
 昼食は台北の鼎泰豊で小籠包や点心などの昼食。ここの小籠包は美食家たちの評判を呼び、新聞や雑誌のグルメコーナーでも紹介される人気レストランに。1993年にはニューヨーク・タイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」の1つに選ばれ、一躍知名度が上がり、台湾国外からも多くの観光客が来店する世界的なブランドになったという。
 私が初めて台湾に行ったとき昼食に連れられたのがこの鼎泰豊。日本にも何軒も出店しています。

 そのあと台北101、中正紀念堂(初代総統・蒋介石の顕彰施設)、総統府、忠烈祠(衛兵交代式見学)などの予定があったのですが、妻が疲れてしまったのでキャンセル。宿泊のロイヤル・ニッコー・タイペイで一休みしました。
 夕方5時、ホテルのロビーでガイドと待ち合わせ。この日の最後は故宮博物院の見学と、その敷地内の故宮晶華で創作料理の夕食です。

 故宮博物院のもっとも有名な宝物(ほうもつ)は三大至宝と呼ばれています。日本でもよく知られているのが、翠玉白菜(すいぎょくはくさい=ヒスイを虫がとまった白菜の形に彫刻した美術品)と肉形石(豚の角煮)、もう1点は絵画です。この日は白菜と角煮はスルーして、その他の美術品・宝物をガイドの的確な解説で、30分ほど鑑賞することができました。
 故宮晶華の創作料理にこの白菜と角煮が出てきたのには笑いましたね。創作料理ですから、それはそれでいいのではありませんか。写真をご覧ください。

 いずれにしても楽しい旅行でした。成田空港でも桃園空港でも、搭乗までJALのラウンジで美味いビールを堪能できたのがよかった。(おわり)

台湾2-1
オランダ統治時代のお城、赤嵌樓

台湾2-2
鄭成功議和団の像

台湾2-3
成功大学のキャンパスにあるガジュマルの木

台湾2-5
スカイラウンジで朝食。せっかくの日月潭の絶景が霧の彼方に

台湾3-1

台湾2-6
朝食が終わったころに、すっかり晴れてきた

台湾2-8

台湾2-9
台湾新幹線で台中から台北へ

台湾2-10

台湾2-11
故宮博物院の敷地にある故宮晶
華の創作料理。上は翠玉白菜、
下は豚肉の角煮。なかなか面白


台湾2-12
帰りの機内食で締めくくり
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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