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シェーンブルン宮殿の部屋が賃貸されているのはご存知?

 4日目はザルツブルクからウィーンに向かいます。ドナウ川クルーズはメルクからデュルンシュタインまでの、ドナウ川で最も美しい世界遺産ヴァッハウ渓谷の遊覧というが、日本には百倍も美しい景色が馬に食わすほどある。
 何の変哲もない川下り、日本と違うところはエンジン搭載の大きい遊覧船ということだけでしょうか。
 そういえば以前ハンガリーに行った時、ドナウ川の中州にあるホテルに宿泊した。到着は夜で、川の様子はわからなかった。朝起きて、抱いていた夢とは真逆の汚い川に驚いた。川が増水していたから、大雨の後だったかもわからないが。
 また、「ドナウベント」というドナウ川沿いで最も景色がいいところ、と連れて行かれたところは、日本なら絶景五百選にも入らないと思った。そんなものですよ。 

 下船後はデュルンシュタインの街を散策。そのあと音楽の街ウィーンへ向かいました。
 宿泊ホテルはインターコンチネンタル・ウイーン。ヨーロッパのホテルとしては「まあまあ」でしょうか。夕食は有名レストランガイドで紹介されたおすすめレストランということでした。

 5日目は美術史美術館、シェーンブルン宮殿を案内された。シェーンブルン宮殿はハプスブルク家の歴代君主が、主に夏の避暑のために使用した離宮。4000室あります。マリーアントワネットが幼少期に生活、幼いモーツァルトが演奏したのもこの宮殿です。もちろん世界遺産になっています。
 ここの一部は今、賃貸居室として一般に貸し出されているそうです。一例を挙げると、2LDK、120㎡で家賃約4万円だという。ウィーンの住宅問題を解決するために考え出されたそうで、建物の性質を大きく変えない以上リフォームもできるという。住所がシェーンブルン宮殿、なんてカッコいい! と思いますがいかがでしょうか。

 また美術史美術館は、ヨーロッパでも屈指の名画がそろう美術館。ヨーロッパ全土にわたるハプスブルク家の絵画が揃っている。特にブリューゲルの作品が有名です。
 またフェルメールの「絵画芸術」はここ以外では見ることができません。絵の具などが剥離しそうなため、門外不出を宣言しているからです。生涯の作品が三十数点のフェルメール。貴重な鑑賞の機会といえるでしょう。


R1 9 ウィーン①
ブリューゲルの最高傑作と言われる《バベルの
塔》。美術史美術館

R1 9ウィーン②
フェルメールの《絵画生活》。絵の具が剥離しそ
うなので、門外不出にしているという

R1 9ウィーン③
美術史美術館、建物自体が偉大な芸術品です。床も階段も総大理石造り

R1 9ウィーン④
(上)シェーンブルン宮殿、ハプスブルク家の夏の別荘でした。
(下)宮殿の裏庭。この広さは驚嘆以外にない
R1 9ウィーン⑤

R1 9ウィーン⑥

 食事は名門ホテルのプリストルウィーンのラウンジで。
 そのあとウィーン・レジデンツ・オーケストラのクラシックコンサート。1時間半ほどのミニコンサートですが、バイオリンもチェロも素晴らしかった。感動しましたよ。さすが音楽の都と思ったのは、この程度(失礼!)のミニコンサートに、これだけの技量の演奏家が出演しているということです。

 6日目は終日自由行動。ウィーンの森散策のOPに参加した人もいたが、私らは以前に体験しているのでスルー。
 その夜、添乗員が手配してくれたホイリゲで酒宴です。私が「今回の旅行の目的はシュトルムを飲むこと」と公言していたので、心がけてくれたらしい。添乗員と私ら夫婦以外に3人が参加してくれた。

 7日目は14時にホテルを出発して、帰国の途に就く予定。
 ただ女房が、どうしても行きたいところが2か所あった。その一つが、屋根に金色の大きな球形の月桂樹が乗っている美術館です。これはセセッシオン(または分離派会館とも言う)というそうです。
 19世紀末、保守的なウィーン芸術家団体に嫌気が差したクリムトを中心とした若手芸術家グループがウィーン分離派を結成し、当該団体を脱退。セセッシオンは、このウィーン分離派の展示施設で、ヨーゼフ・マリア・オルブリヒによる設計だそうで、「金のキャベツ」と呼ばれているそうです。
 クリムトの壁画はここにこないと見られないため、世界の美術愛好家を招き寄せているそうです。

 妻の希望の今ひとつは、本物のザッハトルテ(チョコレートケーキ)を食べたいという。ウィーンのホテルザッハの名物菓子です。金色キャベツの美術館から近いので行きましたが、ホテルのティーサービスは大勢が列をなして待っている。
 公道に面した所に露店の(臨時?)ティーサービスをしているところがあったが、開店までまだ十数分かかる。ホテルから空港へ向かうバスに遅れると大変なので、妻には言い含めて断念させた。可哀そうでしたが。

 けっこう長い旅で疲れましたが、なかなか楽しかった。疲れればホテルで寝ていればいい。しかし私より年上の人たちが多かったのに、皆さんお元気でしたね。
 今回のご報告は必ずしも「時系列」ではなく、読みにくかったかもわかりません。ご容赦ください。(おわり)


R1 9ウィーン⑦
コンサートの途中は撮影禁止。これは終了後の挨拶

R1 9ウィーン⑨

R1 9ウィーン⑩
シシィ博物館。栄華を極めたハプスブルク家の
食器が展示されている。これはほんの一部

R1 9ウィーン⑪

R1 9ウィーン⑭
金のキャベツの美術館、セセッシオン

R1 9ウィーン⑬

R1 9ウィーン⑫
ここに来なければ見ることができないクリムトの壁画

ウィーンR1 9 000
成田が近づいて機内泊から目覚めたとき、
CAがシャンパンなど、いろいろな飲み
物を勧めてくれた。青い色が美しかった
ので聞いてみると「リフレッシュさせる
飲み物」だと。アルコール飲料だった。
このあと朝の軽食が運ばれた