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嗤うべしこの屁理屈! 平仄が合わない「慰安婦問題合意」の破棄

 あるサイトに、「一昨年の慰安婦に関する日韓合意は破棄してもいい。日本だって、かつて日韓漁業協定を一方的に破棄したではないか」という意見があった。また次期の韓国大統領候補と目される連中は、おおむね合意を破棄するという意見です。
 国家間の合意は条約、議定書、覚書などの名称にかかわらず、法的拘束力があるのは当然です。

 だが韓国では、言葉による合意だけで書面で表したものではないから無効だなどといっている。しかしたとえ書面に表さなくても、合意は合意、拘束力はあるというのが国際的な解釈です。約束しておいて、書面にしていないから無効だというのは、いかにも韓国らしい卑怯卑劣な小細工ですね。
 それに日本が日韓漁業協定を一方的に破棄したのだから、韓国も今回の合意を破棄してもいいのだという詭弁。こんなインチキな言葉に騙されてはいけません。

 漁業の旧協定は1965年の国交樹立と同時に締結されました。協定では「沿岸から12海里内は、沿岸の国が排他的管轄権を持つ」と明記されていた。協定締結後も、ご存知のように韓国の協定破りでトラブル続出。
 1998年1月に、日本から協定の終了を通告した。旧協定では、一方の国が通告後1ヵ年で協定が終了することになっていた。協定が終了したことから、新協定に向けた妥協点の模索が活発化したのです。

 新協定は1998年11月28日に「漁業に関する日本国と大韓民国との間の協定」として署名が行われ、1999年1月22日に新協定及び関連国内法が発効した。韓国漁民は資源保護の意識が低いため、漁獲量が最大となる固定式漁法の「底刺し網漁」や小さいカニが逃げられないタイプの「カニかご漁」を採用している。
 固定式漁法の場合、網が何らかの理由で回収されないと、捕獲されたカニがそのまま死に、死骸がさらに海洋生物を呼び寄せ、この死のループが水産資源に多大なダメージを与えるといわれます。日本の漁民が資源の回復に努めたことにより日本海でのズワイガニの漁獲高は回復傾向にあったが、近年は韓国側の乱獲により再び減少に転じているという。

 こうした状況の下、2014年6月に第15回漁業共同委員会が東京で開催された。 その結果、両国漁船団は6月末までに自国海域に引き揚げることとなりました。2015年1月9日、日本と韓国はソウルにおいて第16回漁業共同委員会を開いた。その結果、2014年漁期(2015年6月30日までの1年間)と2015年漁期(2016年6月30日までの1年間)に関して、相手側の排他的経済水域(EEZ)内で操業すること、およびその条件について合意した
 2016年6月22日、東京で2016年度の操業に関する協議が開始されたが、両国間で漁獲量や漁獲ルールで意見の相違があり物別れに終わった。日本のEEZへの入漁ができなくなり、韓国内で品薄の魚が、2016年秋口には価格高騰する現象も見られたという。

 どうですか、旧協定は取り決めに従って日本は1年前に終了を通告したのであり、一方的に漁業協定を破棄した事実などどこにもないでしょう。そのあとは毎年のように協議を行っているが、韓国の言い分を全部飲むわけにはいかず、頓挫を繰り返している。
 彼らのすり替え論法、それも明らかに事実を捻じ曲げて援用する、こういう論法に騙されないように注意をしなければいけません。

 【ご報告】
 まもなく、私は某大学医学部付属病院で手術を行うことになりました。前立腺肥大による、尿道狭窄の少し複雑なものらしい。入院して2日後に手術、そのあと10日ほどの入院です。2週間ほどブログをお休みさせていただきます。よろしくお願いします。