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顕彰碑に 「石をぶつけ恨みを晴らす」と、公認ガイドの説明に驚嘆

「通常、降伏した側の帯剣は許されないが、乃木将軍の計らいでステッセル以下の将校は勲章をつけ、帯剣のうえ会見に臨んだ。乃木大将は、ステッセルに対し極めて紳士的に接し、酒を酌み交わして打ち解けた。外国の通信社が報道写真撮影を求めたのに対し、敗軍の将の立場を重んじて写真は1枚だけしか許可しなかった。
ロシア軍が食糧不足に悩んでいると聞き、前夜までに食糧とぶどう酒を贈っていたが、会見の日、日露の区別なく全戦死者を埋葬し、その氏名を全て記載する構想も明かした」。

これが先日、日露戦争のあとの水師営の会見について、当ブログにひと言書き加えた要旨です。乃木将軍のこの行動を、私たちは 「さすが武士道の体現者」 と感心し、誇らしく思いました。これらの会見の模様は1枚の写真とともに全世界に報道され、武士道精神に基づ く 「General Nogi」 の仁と礼の溢れる態度は世界を感銘させた。
ところが中国では、考え方が全く違うのですね。高山正之氏(元産経新聞記者、元帝京大学教授)の文章、引用しましたのでご覧ください。

(略)こちらは早速、日露戦争の古戦場旅順を旅してみた。戦跡の多くは中国人の商業主義に犯され、醜悪な変貌を遂げていたが、とりわけ東鶏冠山は酷かった。
日本側はここを落とすためにお台場から運んできた28センチ榴弾砲を撃ち込んだ。その一弾が敵司令官コンドラチェンコ少将を即死させた。
戦い済んで乃木大将は少将の健闘を称える顕彰碑を現場に建てた。
その地を訪ねると碑は昔と同じ場所に建っていたが、碑文が異様だった。「ロシサラテンコ少将戦死之所」 とある。文革のとき紅衛兵がここに来た。碑を倒 し、碑文をわざわざ削り取った。それが日本の観客を呼べると分かって急ぎ建て直し、碑文も適当に彫り直した。実にいい加減な民族だ。
もっと驚いたのが中国人公認ガイドの説明だった。「日本軍は苦しめられた敵将軍の名を彫ってここに建て、石をぶつけて恨みを晴らしました」。
いや、それは違う とつい口を挟んだ。日本にはそういう風習はない。敵ながら立派に戦った、それを称えるための碑だと説明してやった。
しかしガイドは首を振る。「いえ、それは違う」 「だれが敵を褒めるか」 と言い張る。
中国では例えば汪兆銘とか秦檜(しんかい)とか、許されざる者がいると、わざわざ像までつくって石をぶつけ、唾を吐きかける。でもそうでない世界もある、日本には日本人の考え方もあると説いたが耳も貸さなかった。
中国の旅はそれから何度か行った。北の黒河(ヘイホー)も南の拉孟(らもう)も訪ねたが、どこで会う中国人も自分たちの価値観がまずあって、それ以外は何もない感じがした。(以下略) (「変見自在 習近平よ、『反日』 は朝日を見倣え」〈新潮社〉から転載)


どうして長々と引用したか? これが中国人の代表的な考えだと思うからです。この話は日露戦争の旅順攻防に関すること。しかしこれで、中国の日本に対する態度が腑に落ちるのですね、いかがですか。「自分たちの価値観を認めないものは許さない」、これでしょう。尖閣 問題でも歴史問題でも、連中の胸にあるストーリーが中心なのです。

戦後、3兆円にも及ぶODAを受け、天安門事件で世界に孤立するところを、天皇訪中により救ってもらった恩義など露ほども感じていない。しかも 連中のストーリーでは日本と戦争をしたことになっている。それを国民に教えるためには、千年経っても 「敵」 なのでしょう。何とかして日本を貶めてやろうという、時代が変わっても変わらない中国のやり口がこれです。
「昨日(きのう)の敵は今日の友」。こう いう考えは彼らには微塵も無い。しかしいつも言いますが、日本は現中国(中共)とは戦ったことがないのですよ。だが彼らは 「勝った、勝った」 と言っている。日本と一緒に米英と戦った韓国が 「戦勝国」 を 「僭称」 するのと合わせて、世にも奇妙なストーリーです。
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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