韓国の占領が続く「竹島」問題、仲裁裁判所を利用してはどうか?

もう1ヵ月以上前になるでしょうか。「常設仲裁裁判所は、フィリピンが訴えている、『中国による南シナ海での領有権主張は国際法に違反する』 との問題につ いて審理開始を始め、来年6月ごろに 結論が出ると思われる」(趣意)という小さな記事が毎日新聞に掲載されていました。実は私の不勉強を曝 した上で、「こんな方法も あるのか」と、皆さんにお伝えして考えていただきたいと思ったのです。
実は国際司法裁判所の 「限界」 を、これまでいろいろ聞いていました。例えば韓国が実効支配している竹島(韓国名、独島)に関して、日本が提訴しようとしても相手が応じなければ、裁判所は介入してくれないというのです。
裁判になれば自分らが負けることを知っている韓国は、この提訴を逃げ、「絶対に応じない」 と明言してきました。

私は、たとえ審理に持ち込めなくても、日本がこういう 問題を抱えている、ということを世界に知 らせるためにやるべきだ、とブログでも書いてきました。ある意味、世界は宣伝合戦なのです。
今回、南シナ海における中国の領有権主張に対して、常設仲裁裁判所が 「国際法に違反する」 として審理開始を決めたことは、私にとっては、「それだ」 と膝を叩く思いでした。
習近平は、胡錦濤政権時の言葉だけの領有権主張から、軍事的圧力を以て領有権があるという既成事実をつくりつつある。人工島を造成し、滑走路を建設し、軍事拠点を拡大している。

南シナ海の領有権ではフィリピンのほか、ベトナム、台湾、マレーシア、ブルネイなどとも対立している。仲裁裁判所は今回、フィリピンが国連海洋法条約に基づいて申請した7件の事項を取り上げる権限があり、中国が仲裁手続きをボイコットしているからといって裁判所の管轄権がなくなるわけではないとの判断を示した、という。
中国は 「主権に関わる問題」 で仲裁裁判所には管轄権がないと主張し、7月の口頭弁論にも参加 しなかったという。また、この問題に対するアメリカなど国際社会の関与を拒絶し、当事国同士による解決を主張している。
仲裁裁判所の本格審理は来年1月ごろに始まると思われていますが、中国は欠席するとみられる。中国外務省の報道官は、「フィリピンが提出した南シナ海の仲裁案は受け入れられない」 「決定は無効で、中国に対して何の拘束力も持たない」 と強く反発している ( 産経新聞 11.19 ) という。
しかし今回は、中国の妨害活動も功を奏しなかった。これは習近平の大きな黒星になるでしょう。

中国の政府系シンクタンクに所属する国際関係学者は、「中国の南シナ海に対する領有権主張の国際法的な根拠は曖昧だ。九段線の具体的な定義について政府が明示したことはなく、私たちもよく分からない。仲裁裁判所で中国が勝つ可能性は低い」 との認識を示した上で、「中国が無効だと主張しても、国際的な司法の場で次々と敗訴するような展開になれば、国際社会でさらに孤立するだけでなく、国内における政権の求心力にも影響を与えるかもしれない」 と話している。( この段、産経新聞 11.19 )

南シナ海問題と常設仲裁裁判所を長々と取り上げたのは、日本も竹島問題、将来必要に応じて尖閣諸島など、この方法を見習うべきではないかと思うからです。
先ほども述べましたが、竹島は日本領に間違いないのですが、実態は韓国が実効支配して、日本は手も足も出せないでしょう。国際社会でも 「日本がいちゃもんをつけている」 程度にしか見ていないのではないか。悔しくはありませんか。

提訴の理由をどうするか。正面から領土問題を押 し出すか、あるいは搦め手から攻めるか。どうやったら仲裁裁判所も取り上げやすいか、それは偉い先生たちが考えてくれればいい。どうやら、「常設仲裁裁判所(PCA)には国家間紛争のみならず、国家と私人、国家と国際組織の間の紛争も付託することができる」(一橋大学機関リポジトリ)ということらしい。
審理に入ってくれるなら、これほど幸いなことはない。万が一、門前払いをくわせられても、世界に日本の主張を広く伝える絶好の機会になるのではないか。日本の訴状を世界に公開したらどうなのだろう。

プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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