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韓国で米国大使襲撃事件、朴大統領 「残りの命はおまけ、頑張って」 だと?

4ヵ月ほど前になりますが、アメリカのマーク・リッパート駐韓大使が韓国人から刃物で斬りつけられ、何十針も縫う大けがをした事件がありました。これはソウルの中心街にあるイベントホールで、朝食会を兼ねた講演会でのことです。私は朴槿恵大統領や政府要人がどんな言葉を述べるか注目していましたが、その後、日本では大きな報道はなされなかったと思います。

ただ「正論」5月号に載った「産経新聞駐韓米国大使襲撃事件取材班」による記事では、大使の右頬の傷は深く、動脈をかろうじて外れてはいたが長さ11センチ、深さ3センチに達し、80針を縫った。左腕は指の動きをつかさどる腱や神経を損傷する重傷だったという。
リッパート氏は着任後、生れた息子に韓国名にちなんだミドルネームを付けるなど、かなり親韓的だったらしい。韓国着任当時、「オバマ大統領が弟分を派遣してくれた」と、韓国ではアメリカの「韓国重視政策の表れと」みていたようだ。

事件に対する朴槿恵の発言は次のようだった。これも同記事からの抜き書きです。
「朴氏はリッパート氏の家族やオバマ米大統領、米国政府に対し“慰めの言葉”を伝える一方、『これは駐韓米大使に対する身体的な攻撃であるばかりでなく韓米同盟に対する攻撃であり、決して許されない』と述べたという」

どうですか、あきれ果てたコメントでしょう。自国民が同盟国の大使にこんな傷害事件を起こした。警備上の責任をどう負うのか、一国の最高責任者として震え上がってしかるべきでしょう。それをいったい何ですか、ケガをした知人を見舞いに行って「慰めた」たという情景でしょう。まるで人ごとではないか。
そもそもこの金基宗という襲撃犯、2010年7月に日本の駐韓国大使に投石し、同席の日本国大使館一等書記官の女性を負傷させたものの、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決に留まり収監されなかった人物だという。こういう前科のある者を、どうしてマークできなかったのか。

話は変わりますが日本の大津事件(明治24年)を考えてください。当時のロシア皇太子・ニコライがロシア帝国海軍艦隊を率いてウラジオストクへ向かう途中、神戸に上陸し陸路京都に向かった。国を挙げての歓待ではあったがこのニコライ、日本人を「黄色いサル」と呼び、公文書にもそう書く傲慢な男だった。
警備に付いた中の1人に津田三蔵という巡査がいた。津田はニコライが日本征服のために立ち寄ったと考えたようで、佩刀で彼に切りつけ傷を負わせた。もちろん津田はその場で逮捕された。

この事件をお聞きになった明治天皇は、急きょ仕立てたお召し列車で、さっそくその日のうちに新橋から京都へ向かわれた。もちろん自らニコライに詫びるためにお出かけになったのだ。日本人を「黄色いサル」としか呼ばないロシア人、しかも末端の巡査が起こした思いがけない事件ではあったが、一等国を目指す日本にとっては、外国の要人に対して行ってはならない蛮行だった。

当時、日本はまだ東洋の弱小国だった。この事件を口実に日本がロシアから宣戦布告を受けたら、ひとたまりもないだろうというのが大方の見方だった。そんな中、ニコライは天皇の謝罪を素直に受けず、ロシアへ帰ることになった。
それを知った安房国(千葉県)の畠山勇子、国家の一大事でありこのままでは天皇陛下の面目が立たないと、勤め先に暇を取って京都へ向かった。

平民(当時)の一女性が何ほどのことをできるわけではない。そこで勇子はロシア政府と日本政府への嘆願書を京都府庁に投じ、府庁前で喉と胸部を刃物でえぐって絶命した。死後見苦しからぬようにと、両足を手拭で括ってことに及んだのだ。享年27歳。今、事の是非は論じない。ただ国家のためには一命をささげても悔いなし、というのが当時の日本人の心根だった。

日本の潔さに比べ、韓国では今回の事件を、「国民は『米国と仲良くしたいのに、信頼関係が傷つけられた。大使だけでなく、私たちも被害者だ』という奇妙な認識が広まっていった」という、いつの間にか「加害者」と「被害者」をすり替える論理がまかり通ってしまったらしい。前出の取材班が書いていました、考えられますか。
朴の言い分を聞けば、国民がそうなるのも当然でしょうね。これが彼ら一流のやり口、といえば納得する方もいらっしゃるでしょう。そういえばサイトに日本語で書きこんだ韓国人(? 在日?)がいました。「北(朝鮮)か、日本がやったのだろう」と。恥ずかしいね。

そのあと朴がリッパート氏を病室に見舞ったときの発言には、さらに彼女の身勝手さが伝わってくるではありませんか。実は、彼女は以前暴漢に切り付けられ、右頬を60針縫ったらしい。その体験を話し、「私はこれからの人生はおまけだ、と考え国民のために生きようと決心した。大使も今後、国家と米韓両国のために大きな仕事をしてください」 と。
これではまるで、「あなたも暴漢に切り付けられたあとの人生をおまけだと思い、しっかり頑張ってほしい」と言っているではないか。韓国という国の無責任さが聞いてあきれる。やはり 「ケンチャナ」 精神が大統領にまで浸透しているのですね。呆れたものだ。


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朴槿恵大統領(Yahoo画像!から)
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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