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「戦後70年談話」は必要か、謝り続けるのはいい加減にやめよう

「安倍晋三首相は20日、BSフジの番組に出演し、今夏に出す予定の「戦後70年談話」について、戦後50年の村山富市首相談話、60年の小泉純一郎首相談話の文言にはこだわらない考えを改めて示した」。毎日新聞(4月21日・朝刊)の報道です。
また、「侵略、植民地支配、痛切な反省、心からのおわびなどの言葉が入るのか」という質問に対し、「歴史認識においては(これまでの談話に)書かれていることを引き継いでいくと言っている以上、もう一度書く必要はないだろう」と答えたというのです。

ここ数ヵ月、首相の「70年談話」の内容が、どうあるべきかまことにうるさい。中国、韓国、さらに反日日本人、反日の日中韓メディアが、談話に盛り込む3つのキーワードを賑やかしく煽りたてています。いわく、「侵略」「植民地支配」「反省」の3点セット、これを盛り込まなければいけないと。
河野洋平、村山富市、小泉純一郎、過去のこういう見識の浅い皆さんの不見識な談話の積み重ねが、徐々に、そして確実に日本を追い詰めているのですよ。

韓国の駐日大使など、「村山談話とか小泉談話を全体的に継承するというお話はしております。でも、この3つのキーワードが入るか入らないかによって、この談話がどういうように見えるかが決まるのではないか」とまで言っている。
一国の首相が発する(予定の)談話にまで口を差し挟む。これまでやってきて、日本もそれに耳を貸してきたものだから、その異常さを彼らは考えなくなっているのです。日本は韓国の属国ではないのだ。バカを言わせるのはいい加減にしましょうよ。

安倍首相は「歴史認識においては、これまでの談話に書かれている内容を引き継いでいく」と。おそらくこれが精一杯なのでしょうね。胸の内は「村山談話は歴史の事実ではない。いたずらに日本を貶めるものだ」といいたいでしょうが、この談話は確か閣議決定したものでしたね。これまで正面切って「反対」を表明した人はいなかった。いや、それを否定する閣議決定もなかった。それを覆すとなると、相当な騒ぎになるでしょう。

どうして毎回毎回、侵略・植民地支配・反省を言葉に表さなければいけないのだ。言わなければならない根拠などない。あるとすれば、弱腰を見せたから、彼らをつけあがらせたということです。しかし今さら正面からこの言葉に反対するとなれば、アメリカ・中国を初め世界の多くの国の反発を招くでしょう。
アジア諸国で日本の行為を侵略・植民地支配と悪しざまにいうのは中韓ぐらいです。しかし戦時中の日本の行為を「侵略ではない。植民地支配ではない」と言うと、欧米では、「ナチスのホロコーストを、正当化するのと同じことを、日本が言い始めた」ということになってしまう。

その騒ぎを考慮するなら、とりあえずは「歴史認識を受け継いでいく」というしかないのでしょうか。これを考えても、河野談話・村山談話を出した当人の責任はなんと大きいことか。小泉さんは閣議決定された村山談話を踏襲しただけと考えると、罪一等を減じることができるかもしれないが。
村山さんは、いまだに恥知らずにも「素直に同じ文言を使えばいい」(例えば毎日新聞、4月24日)と言っている。全く日本国並びに国民に申し訳ないという気がないのだ、呆れてものが言えません。

村山さん、それでは聞かせてもらいたい。私は先の大戦で、日本のやってきたことが問題になるほど間違っていたと思わないが、このさい百歩譲るとしよう。しかしその後、中韓とは国交回復を果たしているではないか。他のアジア国家とも同様だ。国家間で条約を締結して、必要に応じて経済協力金・賠償金も払った。それですべてチャラになったはずではないのか。
あとは将来に向かって、いかにいい関係を結んでいくかということだけだろう。どうして永遠に謝罪を続けなければいけないのだ。あなたは今後10年ごとに、永遠に「“村山国辱談話”をなぞり続けよ」というのか。バカも休み休み言いたまえ! それでは何のための国交回復だったのか。