UFOとは未確認飛行物体、宇宙船や空飛ぶ円盤との混同が気懸り

英語の単語が、日本で正しい意味で使われていないのはけっこうあります。中でも私が大変気になるのは 「UFO」 です。この単語は英語では 「ユー・エフ・オー」 といいますが、日本では 「ユーフォー」 と呼びます。

ことに気になるのはその意味ですね。UFOは 「アナイデンティファイド・フライング・オブジェクト= Unidentified Flying Object」 の頭文字をとっているわけです。すなわち 「未確認飛行物体」 です。その名の通り、何であるか確認されていない正体不明の飛行体のことを、頭文字をとってUFOといいうわけですね。

「弾よりも速く、力は機関車よりも強く、高いビルディングもひとっ飛び! 何だあれは。鳥だ、飛行機だ、あっ、スーパーマン! そうです、スーパーマンです!(以下略)」

憶えていらっしゃいますね、このナレーション。映画 「スーパーマン」 のタイトルで、いつも使われていたものです。「何だあれは。鳥だ、飛行機だ」 と言っているときは判然としていないため未確認飛行物体、すなわちUFOなのです。「あっ、スーパーマン! そうです、スーパーマンです!」 といったときには、その飛行物体が何か判明しているわけですから、確認済飛行物体(Identified Flying Object)と総称します。

未確認飛行物体は、進路を見失った航空機、他国のスパイ機、攻撃ミサイルあるいは観測気球などさまざまなものが考えられますが、国家の安全を脅かす恐れがあることから、戦 闘機のスクランブルの対象になります。
自然現象を誤認する場合もあるので未確認空中現象ということもあり、水中にある場合は未確認 潜水物体とも いうらしい。

ところが日本では、UFOというと宇宙人が搭乗する宇宙船(Alien craft)とか、空飛ぶ円盤(Flying saucer)を指している場合が多いようです。例えば 「昨日、ユーフォーを見た」 と興奮気味に話すのを耳にすると違和感があります。そういう場合は、「宇宙船を見た」 「空飛ぶ円盤らしいものを見た」 というべきでしょう。UFOなら単に未確認の飛行体ですから、飛行機か気球か、あるいは宣伝用の飛行船か、目の錯覚か分かりません。

しかし日本語でも言葉が誤用され、それが一般的になる例もありますから、英語圏でも将来どう変化するかは分かりません。ただそこまで考えることはないでしょう。言葉の正しい意味を、正しく使うことに注意を払いたいと思っているので、ひと言書いてみました。
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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