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節操なき中国、領土問題で露に 「対日共同戦線」 を打診

中国では従来、いわゆる日本固有の領土・北方4島を 「日本領」 と明言していました。中国の地図には現在でも北方領土を、「日本領」 で 「ロシアが占領中」 と記されているという。

ところが 中国がロシアに対しこの北方領土の位置づけを、「ロシアの領有を承認」 する代わりに、沖縄県の尖閣諸島を 「中国領」 とする中国の主張を支持するよう、中露の外交関係者による非公式協議の場で打診していた という。
これは毎日新聞(朝刊・2月6日)に詳しいが、要旨を紹介します。

働きかけは2010年に始まり、現在も続いているということです。しかし極東開発に日本の技術供与、経済協力を必要とするロシアは、「北方領土は日露間で協議する」 と中国の提案を受け入れなかったらしい。ことに一昨年5月にプーチンが大統領に復帰。今回、ソチ冬季五輪開会式のあと安倍晋三首相と会談を行うなど、対日関係の改善を配慮しているさ中でもあり、中国の申し出に応じる気配はないようです。

それにつけても、中露がお互いに 「自国領」 と主張する日本の領土である島を、共同戦線を張って奪い取ろう、というのが中国の主張です。1960年~70年代、ソ連との関係が悪化していた中国では、社会党訪中団に対して毛沢東主席が 「北方領土は日本の皆さんに返還すべきだ」 と述べている。まことに節操も何もあったものではありません。


アメリカが尖閣諸島を 「日米安保の適用地域」 と明言しているところから、中国は大国・ロシアとタッグを組んで対応したいところなのでしょう。そして何より世界を味方につける 「大義名分」 がほしい。必ずしも靖国参拝、尖閣問題に限ったものではない。

私が思うのは、日本が 「きれて」 何らかの行動を起こす。それを国連憲章の敵国条項と結び付け、世論を味方につけ、その 「権利を留保」 しておきたいのではないか。あるいはそれを恫喝の材料にするのか。1歩譲れば2歩踏み込んでくる国です。内政干渉を認めたり、領土略奪の夢を抱かせては絶対にいけません。


毛沢東は 「権力は銃口から生まれる」 と言った。武器をちらつかせながら外交を始めるのがヨーロッパのやり口です。日本も、「寄らば切るぞ」という気迫を見せて外交をしなければいけない。誤解を恐れずに言いましょう。そろそろ 「核武装の論議」 を始めたらどうですか。それだけでも抑止力になるのですよ。

中国に 「わが国固有の領土が危機に瀕している以上、核開発も検討せざるを得ない」 と伝えるだけで抑止力が発揮されるのです。 「開発を始めれば、短時日で中国より小型で高性能のものを製造できるぞ」 とブラフをかけるぐらいやったらどうか。

ところがそんなことをやった日には、日本中がひっくり返ってしまうでしょう。
しかし現実をよく見つめてください。仏教国で軍事力をあんまり持たないチベットは、中国人民解放軍の侵略にもさしたる抵抗ができず、国土の多くを掠奪された。抵抗する者を 「反乱」 と見なし、弾圧し虐殺したのです。基本的にはチベットの独立を認めない。その背景には、チベット地域にあると推定される大量鉱物(日本円で10兆以上)の利権があるとされている。尖閣諸島を掠奪しようとするのと同じ動機ですよ。


もちろん 「核論議」 をするならその前に、日米で充分打ち合わせをしなければいけない。この段階で、アメリカにも日本の 「本気度」 が伝わろうというものです。もちろん中国への「伝え方」は熟慮しなければいけない。ロシアや韓国も領土問題に絡んでいるのです。十把一絡げにして敵に回す方法は最悪ですから…。
ただそこまで腹を決められるかどうか…。国民が、ですよ。