食材偽装問題、マスコミはもっと突っ込んだ取材を!!

阪急阪神ホテルズ(大阪市)の関連ホテルにおいて、レストランのメニュー表示と異なる食材を使用していた問題。同社社長は一昨日の会見で社長辞任を発表し、「信頼を裏切ったお客様に心よりおわび申し上げます」 と謝罪しました。
一方で、原因は従業員の認識・知識不足にあるとして、あくまでも 「偽装ではなく誤表示」 との主張を押し通していた。

この問題をテレビ、新聞で盛んに報道し始めたころ、正直いって私は、「また始まったか」 程度にしか考えていなかった。しかし最高責任者の社長が会見に臨んで、偽装ではなく誤表示だと繰り返し主張。芝エビと表示して、ハワイ沖などで獲れる安価なバナメイエビを使用しながら、会見の席に中国料理のシェフなる者を立ち会わせ、「中国料理では芝エビは小さいエビの総称だから間違いではない」 といわせている。

もしそれが事実なら、そんな悪弊はすぐにも断ち切るべきだろう。
あまりの身勝手な理屈に、腹の虫がおさまらない思いだった。マスコミの連中に、会見の席でぜひ聞いてもらいたかったね。何を? 最低でも次のことを…。


まず第1に。
「『小エビの総称として芝エビの名称を用いてもいい』 というなら、関係ホテルで本物の伊勢エビ料理を出しても、大きいエビの総称としてマスコミが、『ロブスター料理』 と書いてもいいのですね」 と。
現実に伊勢海老のことを、英語圏の国では 「Japanese spiny lobster」、あるいは簡単に 「lobster」 といっている。ロブスターはザリガニの一種で、正確にはエビといえない。大きいエビの総称として 「ロブスター」 と言っているそうですが、これが日本で通用すると思うのでしょうか。同様に、日本で小エビなら何でも 「芝エビ」 といっていいはずはないのです。日本は中国ではないのだ。

第2に。
「誤表示だった」 と主張するが、会社の利益に都合のいいだけの誤表示ってありですか? イクラ料理に、間違えて長年キャビアを使って出していた。イカの塩辛と間違えてコノワタ(海鼠腸)の塩辛を出してきた。こんなことがありましたか?
料理はすべて安い材料に変えてある。これが単なる誤表示ですか、明らかな会社がらみの 「偽装表示」 でしょう。


どうしてここまで突っ込んだ話を聞かなかったのでしょう。
マスコミはつまらないことに口やかましいくせに、それに対する返答があるとそれだけで納得してしまう。マスコミの使命は何なのだ。ただ、こんなことがありましたと知らせるだけなのか。最終的には過ちを糾弾して、社会を正しい方向に導くことではないのでしょうか。納得できないね。くだらないよ。


プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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