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日本は「無条件降伏」ではなかった! 勘違いしていませんか

8月になると私にとって、もうひとつ心に引っかかって思い出されることがあります。
68年前、日本はポツダム宣言を受諾して降伏し、敗戦が決定しました。ポツダム宣言の内容を受諾しての降伏ですから、当然「条件付き降伏」です。ところがこれがいつの間にか「無条件降伏」と変わってきたのです。
恥ずかしながら私も、30歳代に入る前は、「無条件降伏」についてことに考えることもなく、それこそ無条件に「多分そうなんだろう」と思っていただけでした。

ところがどう考えてもおかしい。アメリカは、世界を相手に日本がこれほど果敢に戦うことができたのは、その原動力が「天皇制」と「神道」だと考えていたようです。神道は戦後直ちに禁止されたと思う(もちろんのちに復活)。天皇制もアメリカにとっては「目の上のたんこぶ」であった。

もちろんソ連(現ロシア)も日本共産党も、天皇制廃止は望むところです。いや、無条件降伏ならそれは可能だったのではないか。
しかし天皇制は存続したのです。


当時私は多忙で、私的な時間を取ることがなかなかできなかった。
PCも発達していない時代です。当然です。アームストロング船長が月面に着陸したときのアメリカのコンピューターの性能は、10数年後に家庭ゲームになった任天堂のファミコンと同程度だった。そんな時代でしたから。私はわずかな時間があるとき、書店か図書館へ出かけ関係書籍を読む程度だった記憶があります。

その結果、日本にとっては国体の護持、すなわち天皇制の存続こそがいちばんの問題であったこと、日本は「天皇の国法上の地位を変更しないこと」を条件にポツダム宣言を受諾する最終回答を発したことを知ることができました。

ポツダム宣言第13条です。
「我々は日本政府が全日本軍の無条件降伏を宣言し、かつその行動について日本国政府が示す誠意について、同政府による十分な保障が提供されることを要求する。(以下略)」。


どうですか。「日本政府が全日本軍の無条件降伏を宣言し」日本国政府が誠意を示せということでしょう。日本国の陸海軍が無条件降伏し、日本政府によるその保証を求めている。「ポツダム宣言」受諾は日本国軍隊の無条件降伏を受け入れたのであり、日本国の無条件降伏ではないということです。

日本はポツダム宣言の諸条件のもとに降伏したのです。陸海軍は解体してしまったため、韓国・李承晩の日本漁船拿捕など、悪辣の限りを尽くす原因になった。決して日本の「主権」まで占領軍に渡したわけではない。ところがいつの間にか一部政治家やマスコミまで、「無条件降伏した」と話し、書きたてているのはどういうことでしょう。


そもそも、無条件降伏なんかをするバカがどこかにいますか。言葉にはありますが、無条件降伏を受け入れるということは、占領軍にどんな仕打ちをされても文句を言えないということではないか。天皇制はどうなる、日本国を解体されても文句を言えないのだ。

この点だけは日本人として誇っていただきたい。日本は世界から糾弾されるような戦争はしていなかったのです。無条件降伏などを受け入れたとなると、日本がそれほど悪だったということになるのですよ。東京裁判なんかは、その正当性はとっくに失われているのに、いつまでもしがみついているのが日本なのですよ。
次は渡部昇一上智大学名誉教授の言葉です。(「アメリカが畏怖した日本」PHP新書)

「(略)本当の裁判であれば、裁判官は中立でなければならず、中立国から裁判官を出して裁くのが適切である。ところが、ポルトガル、スウェーデン、ノルウエー、スイス、ローマ教皇庁、スペインと、中立国はたくさんあったのに、裁判官はすべて日本と敵対した国、あるいはその植民地の人だった。私はよく譬えて言うのだが、暴力団同士の抗争で、勝った側の若頭11人が裁判官になり、負けた側を裁いたのが東京裁判なのである」。


この言葉にすべて尽くされていると私は思います。
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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