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何とかなりませんか? 日本に氾濫する英語の誤用

先日、「韓流」と書いて「ハンリュウ」と読ませることに、大いに違和感を覚えると書きました。しかしこれはまだ小さな問題かもわかりません。今、日本に 「和製英語」 や 「英単語の誤用」 が氾濫しています、これを何とかできないものでしょうか。

いつも気になっていたのですが、今回、毎日新聞の 「みんなの広場」 欄に 「英単語の誤用を危惧」 と題した文章が載っていました。そこで例として挙げていたのが、 「テンション」 という単語の誤用についてでした。
テンション(tension)は 「ピンと張ること、緊張、緊迫」 などの意味ですが、テレビで若いタレントなど例外なく「誉められてテンションが上がった」 「あんまり寒いのでテンションが下がった」 などと 「やる気」 や 「盛り上がり」 という意味に使っていますが、明らかに誤りですね。しかもテレビ局もそれを容認しているのです。

誤用、発音の間違い、和製英語など、英語圏で通じない言葉があまりにも多すぎるのです。これは若い人たちが英語を勉強する上で障害になりませんか。先ほど述べた誤用だけではなく、ストレス(アクセント)をどこに置くのか、発音の明らかな誤りなど、あまりにも多すぎます。
気になることをここでもひとこと取り上げてみました。


「アドバイス」(advice)という単語をご存知ですね。 「忠告、助言」 という意味の名詞です。ストレスをどこに置きますか。注意して聞いていると日本のテレビ、ラジオに出演する人の全員(アナウンサーも含め)が 「ア」 を強く発音しています。実際は 「バイ」 の 「バ」 が強くなければいけない。しかもバイクのバではないのです、実はこれも気になる。「vi」 ですから下唇に上の前歯をつけて発音します。日本語では 「ヴァ」 と表記することもあるようですが、公式に決定されたと聞いたことはありません。

この単語のストレスをどこに置くか、昔、試験問題にも出た記憶があります。(何10年前?)
名詞なのでストレスを前に置きがちだから、ヒッカケ問題のつもりだったのでしょうか。

ついでにお話します。テレビで頻繁に 「ブイ・ティー・アール・スタート」 といいます。「VTR」 のことですが、これもおかしい。「B」 なら上唇と下唇の破裂音でビーですが、「V」 は下唇と上前歯の破裂音でビーという感じでしょうか。近い発音を文字で表すと 「ヴィー・ティー・アー()・スタート」 となるのでしょうか。(ル)は舌を口蓋に接触させずに 「ル」 という感覚ですね。「ウ」 に似て聞こえるでしょうか。下手に発音するなら、しない方がいいかもわからない。

そもそも皆さんは V を何と発音されますか。私は中学校で英語を習い始めたとき、「ブイ」 と教わった記憶があります。
Z はどうですか。私は 「ゼット」 と覚えましたが、正しくは 「ズィー」 か 「ゼッド」 ですね。故フランク永井さんのヒット曲に、「エイ、ビー、スィー、エクス、ワイ、ズィー…」 と始まる歌がありました。彼は米軍キャンプで歌っていましたから、発音が正確だったのでしょうか。

わずかな紙面で語れるものではありませんが、「シルバーシート」「ノートパソコン」「サラリーマン」「ホッチキス」「バイキング」。どれも外国でまともに伝わりませんが、それならこんな 「英語もどき」 は百害あって一利なしではありませんか。


こんな問題を正しくリードできるのは、メディア以外にないと私は思います。賢明な判断、対応を希望します。