ニュルンベルク裁判のC級は別個に裁くべき大犯罪

(前回のつづき)
さっそくですが、忘れないうちに「韓国が『罪刑法定主義』を無視した。当時なかった法律を作って、その当時に遡及して(遡って)国民を罰した」、その話をお伝えします。決して大昔のことではありません、盧武鉉(ノムヒョン)が大統領の2005年の話です。

彼は在任中に「親日処罰法」という法律を発布・施行しました。法令名は漢字交じりの日本字にして20何文字かになります、覚えるのもばかばかしいので、私は勝手に親日処罰法といっています。
この法律の実際の目的は親日派と認定された人物、およびその子孫が所有する財産を没収することである、とその第1条に明記されている。韓国人は「自分たちは先進国だ」というが、こんな事後法を制定されて反対もできない先進国民がどこにあるか。

とりあえず、親日派を処罰することの是非はいうまい。しかし後で作った法律で以前の行為を処罰されてもやむを得ないと思っているのだろうか。日本だったら、というより先進国なら国がひっくり返るほどの騒ぎになるぞ。しかもその法律を国民に平等に適用しているかといえば、ご都合主義で罪を科さない者もあるようだ。

たとえばサムスンの創業者でオーナーである李秉喆(イ・ビョンチョル)、彼を無視しては語れない。彼は三星商会を設立した当時、米などを扱って日本軍部に取り入り、莫大な利益を得てサムスンの基礎を築いたと聞いたが、事実はどうなのか。
現在は3男の李健煕が会長を務めている。創業者の李秉喆は日本の早稲田大学に通い、息子らも早稲田や慶応を卒業させている。当然、創業者を初め大勢が「親日派」で処罰され、財産没収されなければ理不尽ではないか。

ところがサムスン・グループは現在韓国GDPの10数%を占めているという。李秉喆一族の財産を没収すると、その反動が大きすぎ国家経済が大打撃を受ける。よって触れずにいるというのだ。国家自体が事大主義だから、国民も国の言いなり。見て見ぬふりか、情けない限りではないか。

話をA・C級戦犯に戻します。A級やC級の罪で罰するということは、罪刑法定主義からいって認められることではありません。しかも、ことにニュルンベルク裁判の場合、C級で裁いたことにも無理があったと私は思います。実はドイツにおいて、C級の内容は戦争とは直接関係がないのではないか。

ニュルンベルク裁判のC級は数百万人が殺されたといわれるユダヤ人大虐殺(ホロコースト)を指しますが、これは1933年から45年まで行われました。ヒトラーは1919年段階で既に「ユダヤ人全体を断固除去することが最終目標」であるという書簡を記し、しばしばこれに類した演説を行っていたらしい。

33年3月28日には私服のナチ党員がユダヤ人商店の営業や宣伝を妨害し、店舗の破壊やユダヤ人経営者への暴行・殺害を行った。それから敗戦の45年までドイツだけではなく、ことにヨーロッパ各国でユダヤ人大虐殺がつづいたわけです。

第2次大戦突入が39年ですから、その数年前からユダヤ人迫害は起きていました。最終的に600万人が虐殺された事実を見ても、これを「ナチス・ドイツの戦争犯罪」と一緒に論じていいものか。ナチスをスケープゴートに仕立て、結果、ドイツ自体が抱える問題が先延ばしにされている(あるいはその問題から必死に逃げようとしている)だけではないか。

かつてのドイツ国民とナチス(党員だけではない、シンパもいます)を、どうやって明確に区分するのか。ナチスとして追放されながら、戦後間もなく続々と復権した事実をどう見る。しょせん自分らの罪を死人(ヒトラーたち)に押し付けているだけだろう。
戦争犯罪という場合、どうしても「お互いに言い分がある」という観点に立ちがちですが、ホロコーストは言い訳抜きで国家がらみの重大犯罪ですぞ。これを間違えてはいけないと私は思う。わが盟友のTMさん、法学部卒の俊英として、ぜひ意見をお聞かせください。


ここでひとつ考えてください。韓国が騒いでいる例の慰安婦問題を、「SEX SLAVE」(性奴隷)と名付けて、国連をはじめ世界に事実を捏造して、「女性に対するホロコースト」と発信をした日本人たちがいるのです。こういう国賊を許すことができますか?(おわり)
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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