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癌の予防・療法にも有効、医学で証明された「笑い」の効用

最近よく耳にすることですが、健康な若い人の身体にも、毎日4000~5000個の癌細胞ができているそうですね。これらをはじめ、悪質なウイルスなどを退治してくれるのがナチュラル・キラー(NK)細胞だそうです。
NK細胞というのはリンパ球の一種で、身体に悪い物質を退治して、私たちを守ってくれます。人間の体内には数10億個のNK細胞があり、それが活発に働くことで、健康な生活を送ることができるのです。もちろんこれは、読んだり聞いたりして得た知識に過ぎません。


わが家庭のことで少しお話してみます。2年余の前になりますが妻が脳出血で倒れました。その影響で失語症になったため、毎週、国立埼玉県リハビリセンターに通い、言語聴覚士(ST)の先生について回復を目指しています。また隔週、東京・錦糸町にある藤原QOL研究所で、音楽療法士(MT)の先生にお世話になっています。

まだ1人で行かせるには不安がありますので、少し遠くへ出かけるときは私が同行します。
これは藤原研究所でのこと。ある日、MTの先生が「笑いヨガ」の話を始めました。笑いヨガをリハビリに取り入れたいと思い、わざわざヨガ教室に通ってみたというのです。

笑いヨガについては、私は寡聞にして詳しくありませんが、“笑い” が冒頭に書きましたNK細胞の活動を活発にして、人体の免疫力を高め、癌になりにくい体質にすることは知っていました。それだけではありません、癌患者はNK細胞の活性が、健康な人と比べて低下していることが明らかになっているため、最も確実性が高いと考えられるNK細胞を高活性化培養し、点滴で体内に戻すNK細胞療法というのもあるそうです。

療法だ、治療だという段階まで至らなくても、「健康を保つため」に大いに笑うことが大事だとつくづく思います。
日本のことわざ「笑う門には福来たる」や、アラン(フランスの哲学者)の「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」の言葉をかみしめるべきだと、自らに言い聞かせています。

可笑しくなくてもいいのです。声を出して笑うことにより、脳の錯覚を利用して、NK細胞を増やすことができるというのですから。やらない手はないでしょう。

しかし女性や若い男性はさておいて、私らのような老年男性について考えてみると、少し難しいか、と思うこともあります。

私の母(故人)は、昔の女子師範を出て長年教鞭をとっていました。今でいうと教育者の端くれでしょうか。私が幼少の頃、笑っているとよく 「男はいつも白い歯を見せるものではない」 と注意されました。あるときなど、「『武士は三年片頬』 と言う。男なら3年に1回ぐらい笑えばいいのです。それも両頬ではなく、片頬をあげる程度でいい」 と言うのですからナントモ恐れ入りましたね。

そんなわけで、いまだに笑うのが気恥ずかしいのです。今も呵々大笑できるのは、飲み会で気が置けない友人と、他愛のない話をしているときぐらいでしょうか。


しかしこの文章を書いた以上、これからは家庭でも大笑いできるように、心を入れ替えて努力してみようと思いました。