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破綻寸前の日本経済、ロシアの目的は極東開発の資金調達

前回のブログで触れた18日の日露首脳会談は、事前に行われた米露会談が長引いた影響で30分という短時間で終わったらしい。通訳を入れての30分だから、直接話し合う場合の15分にも満たない。当然、踏み込んだ議論には至らなかった。
ロシアの各通信社はプーチン大統領が、「経済分野で日露間の交流強化に期待している」と報道しているが、北方領土問題にはいっさい触れていないという。

そもそも交渉再開を決めた野田、プーチン両首脳の思惑に差がありすぎる。毎日新聞の記事です。
「プーチン氏が領土交渉に前向きなのは、極東シベリア開発で日本の経済協力を求めるからだ。領土交渉が簡単に進まないと予想されるだけに、日本にとっては経済協力だけを『いいとこ取り』(外務省幹部)される懸念もある」(毎日新聞 2012.6.20)

今年3月、プーチン氏は外国メディアとの会見で、「柔道に引き分けということがある。日本も自分の主張だけではなく、譲歩を考えるべきだ」(要旨)と述べたが、彼が4島返還などは絶対に認めるはずがない。

日本は今、たいへんな財政危機に直面しようとしているのですよ。1000兆円の借金を抱えている。スペイン、イタリアの比ではない。経済破綻したギリシャの何10倍もあるのです。ロシアへの経済協力もそんな余裕があるはずはないし、中国へのODAもさっさとやめるべきでしょう。

ある経済評論家が、「国家の借金はGDPとの関係で考えるべきだ。GDPが伸びると、そのぶん借金が減ることになる」と言った。理屈ではそうでしょう。月収10万円の人が1000万円借金したのと、月収100万円の人の1000万円の借金では重さが違う。
しかしそこまでどうやってGDPを伸ばすのか。それだけ伸ばせるなら、その途上で借金を減らせているのではないか。伸ばせないから問題なのだ。

いずれにせよ、借金まみれになりながらのバラマキ外交はもうやめたらどうか。ロシアなどへの献金(?)はやめて、北方領土も、尖閣諸島も、竹島も、日本固有の領土だということをばらまく金の何分の1かを使って、世界に理解してもらう方法を講じようではありませんか。
世界の歴史はプロパガンダで成り立ってきた部分が多い。日本が正しいことも正しく発言できないとなると、世界は声の大きい方を信じるのですよ。