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無能政治家と疲弊した経済、これも国民の「自己責任」だ

20代の青年に聞いたらしい。「真剣に自殺を考えたことがあるか」と。結果、肯定がなんと28.4%だったという。ゆゆしき数字です。10人のうち3人が生きることに絶望しかけているのです。
原因は明確にはなっていません。いろいろな理屈をつけられるでしょう、しかし自分の将来に夢を持てたら自殺など考えるでしょうか。

私らの子どもの頃は、物質的にはおしなべて今と比較にならないほど貧しかった。ランドセルも厚紙をプレスして造ったようなしろもの。ズック製のランドセルなどはお金持ちの子どもの持ち物だった。革製を持っていたのは、田舎では学校に1人か2人だったと記憶しています。

そういう話は、実はどうでもいいのです。どうして青年の自殺願望がこんなにも増えたのかが問題です。
私らの子どもの頃は、「早く稼いで」親に楽をさせたいと思う者が俄然多かった。そのために会社でも「偉く」なりたかった。収入が増えるからです。そして何よりも日本と自分の将来に夢を持っていました。

今の若者は国の将来に限りなく不安を感じています。会社では終身雇用制が崩壊、100年安心年金などと言いながら、政府の都合でクルクル変わる年金制度。戦後の大家族制崩壊がここにきて老人の孤立死などに顕在化しつつある。そして何より1000兆円におよぶ国家の借金とその先にある国家経済の破綻。領土が周囲の国によって削り取られようとしても、政府は拱手傍観している。明るい材料がありますか。

今の若者は、「生活できればいい。会社で上に立てば苦労が増えるだけだ」などと本気で言う。ともかく政府は、若者が将来に夢を持てる国家を再建する、それ以外の良策は絶対にあり得ないのです。まじめに努力した人が報われる、そんな社会を目指さなければ青年は夢を持つことができません。

ヒマラヤにある人口70万人の小さな国・ブータン。昨年でしたか国王と王妃が来日されました、メディアの過熱報道はご存知のとおりです。日本人がなぜこんなに注目したのか。
ブータンが提唱するのは、国家にとって大切なことはGNPでもGDPでもない、GNH(Gross National Happiness)だというのです。日本語でいうと国民総幸福量ということらしい。

ブータンは決して経済的には豊かとはいえません。しかしイギリスのある大学で心理学者が国別の幸福度を表したところ実に世界8位にランクされた。
トップ3はデンマーク、スイス、オーストリアです。アメリカは23位、ドイツは35位、中国は82位。日本は何と90位だそうです。
ランク付けをしたのは178カ国ですから、ちょうど真ん中ですね。先進国と言いながら、多くの途上国に抜かれている。これはどういうことでしょう。

太平洋戦争で戦勝国から与えられた憲法を後生大事に60数年も改定せずに守り通し、国防もまともに考えずに経済成長を唯一のよりどころにしてきた。しかしそれもバブルで、みごとにはじけ飛んでしまったのが日本です。あとに何が残りましたか。

自覚なき政治家、疲弊した国家経済、暗澹たる未来…。しかし悪いのは政府というよりも、そういう政治家を選んだ国民の責任だということに気付かなければいけない。政治家を選出する権利は国民にあるわけですから、要するに「自己責任」なのです。
今ならぎりぎり間に合う、何としても強い日本の再建に向けて頑張りましょう。世界ではまだまだ日本の信用は大きいのです。今ならまだ間に合います。
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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