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山口県光市の母子殺害事件に思う

平成11年に起きた山口県光市の母子殺害事件。殺人、強姦致死罪などで争われた上告審判決で、この20日、やっと最高裁で被告の上告が棄却されました。13年ぶりに死刑が確定するわけです。
この間くじけそうになる自分を奮い立たせながら、つついに信念を貫きとおした。夫であり父親であった本村洋さんに、私は満腔の敬意を表したい。

ここでは死刑判決の是非を述べるつもりはありません。ただ一審の山口地裁で無期懲役、二審広島高裁では検察側の控訴を棄却した。一審で無期懲役の判決が出たとき、本村さんの「被告を早く社会に出してほしい。私の手で殺す」との発言を聞いたときは、彼の無念さが胸に迫ってきました。

詳しくは知りませんが、確か彼は一介のサラリーマンでしたね。勤めながらの八面六臂の活動、会社も理解があったのでしょうが、なかなかできることではありません。
彼の活動で司法改革も、被害者の権利拡充など大きく進んだ点があると聞きました。

また彼を支えてくれた女性と、3年前に家庭を持ったと聞きました。亡くなった前の奥さんも娘さんも、それを心から望んでいたでしょう。現在35歳、これからの人生の方が長いのです。やるべきことをやり遂げ、今度は新しい家庭のために、生活を立て直してもらいたい。

本村さんによくよく用心してもらいたいのは「燃え尽き症候群」です。私が必死でやってきた勤務をやめたのが45歳。一時、魂が抜けてしまったような空虚感にさいなまれました。それを助けてくれたのが妻の頑張りであり、友人の以前に勝る好誼でした。本村さんは賢明なかただしまだ若いから大丈夫でしょうが、くれぐれもご用心を。

それに加え、ひと言だけ苦情です。
前の奥さんの指輪でしたか、ネックレスにして肌身離さず身につけていると何かで読んだことがあります。もし事実なら、そのネックレスは彼女の墓に入れるなどしてあげましょう。あなたは新しい家庭の建設に全力を注ぐべきです。それが、これまで支えてくれた新しい奥さんに報いる唯一の道ですよ。前の奥さんもそれを望んでいるはずです。

いずれにしても長年、本当に御苦労さま。そしておめでとう。