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「津波がくるよ」って皆に伝えたい、女の子の返事に涙

埼玉の社労士です。
イラン出身の女優サヘル・ローズさんの話が、毎日新聞(2011.5.28朝刊)に掲載されていました。

日本が大好きで、「心のふるさと」と思っているサヘルさんです。東日本大震災を自分の国のことのように胸を痛め、報道で知る被害の大きさに「何かしなければ」と、チャリティーオークションや募金活動をしてきました。
4月にはイラン大使館の方たちと、岩手県のさる町で炊き出しをしたそうです。その時のお話です。

テレビや新聞で見るより被災地は傷ついていて、町中に凄まじい津波の爪あとが残っていたそうです。
冷たい雨の中で、懸命に瓦礫をかたづける人たちがいる。そこで400人に温かいイラン料理を配りました。
「温かいシチューを食べるのは久しぶりだよ」と手を握って喜ぶお母さん。「おいしい」と涙を流してくれたお父さん。

「何が欲しい?」
サヘルさんはある女の子に、聞くと返ってきた答えです。
「タイムマシン。3月11日に戻って、『津波がくるよ』って皆に伝えたい」


この文章を読んで、私は涙で字が見えなくなってしまった。自分のために何が欲しい、というのではない。友達に、知り合いに、地域の人たちに、押し寄せる津波を知らせてあげたかったというのです。

私は昔から涙もろいところがあり、テレビで「水戸黄門」を見て泣いて、女房に笑われていました。しかし病気以来、妻も涙もろくなったのか、この話を聞かせると涙ぐんでいました。

日本人以外の方たちも我がことのように心配して尽力してくださる。この思いやりに、ありがたさがこみ上げてきます。
同時に、わずかな金額かもわかりませんが、私も早い時期に銀行から某団体へ義援金を送金できてよかった、とつくづく思いました。本当なら、被災地へ足を運んでお手伝いしなければいけないのでしょうが…。

被災された皆さん。世界はあなた方のことを忘れてはいません。いっしょに前に進んで行きましょう。
ブログを読んでくださり、ありがとうございました。