「真実の歴史を学べ」 。 パール博士の広島高裁講演

川越・ふじみ野・富士見エリアの社労士です。腹にすえかねる“菅内閣の政治姿勢”を見て、つい書いてみたくなりました。

敗戦後、日本に深く静かに浸透し続ける東京裁判史観。多くの日本人が、いまだにこれに毒され続けています。日本の政治家が隣国に対して贖罪意識を持ち続けるのも、目に余る謝罪外交を繰り返すのも、この自虐史観の亡霊を取り除くことができないからなのです。

東京裁判における「平和に対する罪」「人道に対する罪」。これは第2次大戦後の国際軍事裁判で、初めて取り上げられた考えかたです。すなわちニュルンベルク裁判を開廷するにあたり、戦勝国側が勝手に作り上げた事後法なのです。

「罪刑法定主義」という言葉があります。「法律なければ犯罪なし。法律なければ刑罰なし」という法格言であらわされますが、ある行為を犯罪とするためには、それに対する刑罰の種類・程度が法律で明らかになっていなければいけない。そこで裁判を行うために、急きょ極東軍事裁判条例を定めたのです。

あることを行ったときに違法でなかった行為は、その後作られた刑罰法規によって罰することはできません。その根拠は「刑罰不遡及の原則、事後法の禁止」です。ところがアメリカは、終戦後に作った条例で、日本の戦中の行動を裁いたのです。

裁判の手続きだけではありません。その内容も、「侵略戦争」だとして、一方的に日本を断罪しました。しかしそれが誤りだということは、後日、GHQ最高司令官であったダグラス・マッカーサーが、「太平洋戦争は日本の自衛のための戦争だった」と述べていることでも明らかです。東京裁判は、明らかに「戦勝国による報復でありリンチ」でした。

前野徹氏の著書から1節を引用してみます。

「では裁判の実際は、どんな光景であったか。
開廷してすぐ被告側のブレイクニー弁護士(アメリカ)はこう陳述した。
『この裁判は何ら国際法に拠らない裁判である。裁かれるべきは非戦闘員二十数万人を殺傷した広島、長崎へのアメリカによる原爆投下であり、これこそが戦争犯罪である』
検察側はキーナン検事以下、誰一人こたえるものはなく沈黙したままだったが、ブレイクニーの陳述が始まるやいなや、裁判所設置条例に定められた日本語への同時通訳は停止され、この歴史的発言は、公式記録に一切、残されなかった」(「亡国日本の怒りの直言」PHP研究所)

裁判官のなかで唯一の国際法学者であったインドのパール判事は、欺瞞に満ちた裁判に真っ向から異を唱え、1275頁に及ぶ判決書のなかで、日本人の全被告に対して無罪を主張したのです。ところが判決書は裁判で朗読を許されず、公開も禁じられた。戦勝国に都合の悪い個所をカットし、“日本人の歴史から誇りまで”一切を抹殺しようとしたシナリオどおりを貫いたのです。

東京裁判当時、国際法学の権威は世界に3人いたそうです。パール判事を除く2人はドイツ・エール大学のイプセン博士、アメリカ連邦最高裁のダグラス判事ですが、両氏ともパール判事の判断を支持しています。

次は昭和27年11月5日、パール博士の広島高等裁判所での講演です。

「私は1928年から1945年までの17年間の歴史を2年7ヵ月かかって調べた。この中には、おそらく日本人の知らなかった問題もある。それを私は判決文の中に綴った。その私の歴史を読めば、欧米こそ憎むべきアジア侵略の張本人であるということがわかるはずだ。それなのに、あなた方は自分らの子弟に、『日本は犯罪を犯したのだ』『日本は侵略の暴挙を敢えてしたのだ』を教えている。満州事変から大東亜戦争にいたる真実の歴史を、どうか私の判決文を通して十分研究していただきたい。日本の子弟がゆがめられた罪悪感を背負って、卑屈、頽廃に流されていくのを私は平然として見過ごすわけにはゆかない。あやまられた彼らの宣伝の欺瞞を払拭せよ。あやまられた歴史は書き変えなければならない」

まことにありがたい言葉ではありませんか。
この問題は、実はブログで書けるほど容易なことではないと思います。
ただ、いま言えることは、必要なら私たちはもういちど勉強をし直して、長い自虐史観から目覚めなくてはいけないということです。青少年が誤った罪悪感を抱かないために、そして日本人としての誇りに燃えて進んで行くためにも。一国が疲弊しきっている現在、心ある方々の奮起を期待します。

少し理屈っぽくなりましたか…。ありがとうございました。

プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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