北方領土問題を抱えるロシアが中国と組む ?

特定社労士の「ぼやき日記」です。今日、もう一度中国問題を…。

今回の尖閣諸島・中国漁船衝突事件、書き始めると身体中のNK細胞が激減してしまうので、もう書くまいと思っていました。
しかし今朝の新聞を見て、繰り返しになるかもわかりませんが、もうひと言だけ聞いてもらいたいと思ったのです。

日本領海で停船命令に応じず、衝突してきた漁船の船長を逮捕した海上保安庁の措置は、任務を立派に果たしたとして諒とすべきでしょう。(あるいは「称賛すべき」と言ったほうがいいのでしょうか?)
その後、国力(軍事力)を背景にゴリ押しを進める中国の「力の外交」は言語道断ですが、日本の「腰砕け外交」が、何よりも腹立たしいのです。

振り返ると中国首相・温家宝は、23日の国連総会の演説で次のように強調しています。
「中国は防衛的な国防政策を遂行していく。永遠に覇権はとなえないし、拡張政策も採用しない」
温家宝の言う「防衛的な国防政策を遂行」とはどういうことか。中国の領土である尖閣諸島を奪う何者も許さない、という決意の表明ではないですか。

これから海上保安庁の巡視船は、領海侵犯の船にどう対処したらいいのですか。日本で釈放され、チャーター機で福建省福州の空港に着いた漁船船長・其雄(せんきゆう)は、タラップを降りる際に両手を高々と上げてVサインをしているのです。中国ではいまや英雄ですよ。

今後も、「英雄」になりたいバカが出ることを考えなければなりません。少なくとも「身の安全」が確保されることはわかったのですから。
反対に沖縄の漁業関係者らは、「安心して漁もできない」と嘆いていますよ。

昨日のブログに、
「どちらの領土かをはっきりさせておかなければ、もし中国が戦端を開くようなことがあった場合、彼らの巧みなプロパガンダに乗せられ、『日本が中国の領土を侵したから自衛のために中国が行動を起こした』と、世界が信じたらいったいどうなりますか」
と書きました。

もちろん中国が尖閣を「日本の領土」と簡単に言うはずはありません。
しかし歴史的事実を世界に発信しつづけ、さらに国際司法裁判所に提訴するなどの行動を通して、日本の領土であることを周知の事実とすることが大事なのです。

今聞いた最新のニュースです。ロシアのメドベージェフ大統領が、「歴史を曲げることを許さない」(趣意)と、中国と共同して歴史の事実を守るために対処していくと述べたそうです。これは日本から北方領土を掠奪したロシア(当時はソ連)が、尖閣諸島を奪おうとしている中国を巻き込んで、「自分らの正当ストリー」を作り上げていこうとしているのです。まさに世界は弱肉強食なのです。

こんな中で菅総理はなんと言っているのか。
「法に基づき粛々と対処」
これじゃ、まるで引かれ者の小唄じゃないですか。

正しいものは、正しい力を持たなければなりません。日本は今ただちに軍事力で対抗する力はありません。しかし南シナ海で中国と南沙諸島、西沙諸島をめぐって争いになっている、マレーシア、フィリピン、ベトナムなどの状況をよく調べ、場合によっては連携をたもつべきでしょう。カシミール問題でインドも中国と対立しています。

そしていちばん大事なことは、尖閣に対する日本の正統性を全世界に示し、国際世論を味方につける以外にありません。それとも覇権中国の軍門に下るのですか?


最後にひと言。

準大手ゼネコン・フジタの社員4人が拉致された問題。もちろん船長逮捕の報復に間違いありませんが、彼らは何のために中国に行っているかご存知でしょう。戦時中の化学兵器等が遺棄されたままなのを、爆破処理するために行っているのです。

そもそもあらゆる兵器類は、敗戦の時、武装解除された日本軍が国民政府軍(当時の中国政府軍隊)と、一方的に侵攻してきたソ連軍に引き渡したものです。その時、所有権は相手に移っているのです。その後、国府軍・ソ連軍が遺棄・放置したもので、日本にはかかわりがありません。
ところが中国の強硬外交で、日本が処理をすることになったのですね。費用はたしか明らかにされていませんが2兆円規模、あるいはそれ以上と聞いたことがあります。仮に2兆円としても、これは200万人に1人あたり100万円ずつ配ることができる巨大な金額です。弱腰外交は、こんなところにもツケを残しているのですよ。(これは自民党政権時代の問題です)

本日はこれで失礼します。ありがとうございました。
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

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