FC2ブログ

宿毛出港時に大事故が… でもまた参加したいクルーズだった

 前回の続きですが、実は宿毛港出港のとき大変な事故があったのです。だがその前に今回、「にっぽん丸」に乗った経緯をひとこと書いてみたいとおもいます。
 私は、ベトナム・ハロン湾(2泊3日)やフィジーでのトゥワイライト・クルーズ(半日)などには参加したことがありますが、本格的なクルーズといえば8年前のコスタ・ビクトリア(イタリア船籍)による10日間日本1周と、今回のにっぽん丸の旅しかありません。

 コスタは大変楽しい船でした。1日中遊びをサポートしてくれます。遊ばせかたがすごく上手なのが分かります。船内新聞を見なくても、船内を歩いていると楽しいことに必ず出会える。
 船の長さが252メートルあります。甲板の船べり(船端)がジョギングや散歩のコースにもなります。2周すると1キロ以上ですから、いい運動になるでしょう。

 ただ、私にとって問題は食事でした。朝と昼は好きなレストランで少しだけ食べたが、夕食はメイン・レストランでコース料理が出ます。イタリア料理と和食から選ぶのですが、私は毎回和食を選んだ。
 これがなんともいただけない。ほとんど1日中アルコールを飲んでいるから、摂る食事の量はわずかです。それだけにうまいものを食べたい。「和食のシェフ」だけで3人もいると聞いたんですよ。信じられなかった。

 にっぽん丸なら「美食クルーズ」を楽しめると知人から聞きました。この船は商船三井客船(株)の船で、夕食は洋食と和食の日替わりです。実際、和食はうまい。たぶん、一流の料亭に引けを取らないでしょう。
 有料ですが、寿司バーもある。ネタがよくて、シャリが普通の半分以下。酒飲みにはうれしい。つまみにコノワタを頼んでみたが、ちょっとしょっぱ過ぎた。おそらく最近は、塩分の少ないものはないのでしょう。

 ところで遅くなりましたが、「大変な事故」について説明します…。
 うなぎ屋から帰船し、キャビンで一休みしていました。午後5時には出港です。1時間以上前から岸壁で、楽器の演奏や歌・踊りなどが催されていた。船旅の前途を祝して送り出してくれるのでしょう。
 5時少し前、宿毛市の市長でしょうか、あいさつに立った。私のキャビン側(左舷)が接岸していたので、私は5階のベランダから眺めていました。距離があったので、司会の言葉も聞こえにくい。どこかの「市長」だとは聞きとれたが、それ以上はわからなかった。

 そのとき、岸壁が騒然とし始めた。市長が「何か事故があったようです。救出にあたる人以外は岸壁から離れてください。後で状況をお知らせします」と短い発表をしてマイクが切られた。
 誰かが海に落ちたことはすぐに推測できた。ただ部屋のベランダからでは、現場の様子を確認することができない。幼い子供が大勢いたので、遊びに夢中で岸壁から転落したのか?

 「無事救出できました」。
 本当に気をもんだ5分間でした。放送があったときには心から安堵した。見ると3歳に満たない幼子、若い母親が抱きしめて泣いていた。
 救急車も呼ばなかったようです。岸壁から海面まではかなり高さがあったが、本当によかった。船は10分だけ遅れて、何事もなかったように出港した。


 翌24日早朝7時少し前、船内放送でイルカの群れが船と並行して泳いでいることを知らせてきた。すでに鹿児島湾内に入っていた。ベランダに出てスマホで何枚か写真を撮ったが、使えそうなのは1枚だけか?
 9時に下船。繁華街の天文館付近まで歩き、土産物を求めた。そのあと鹿児島中央駅から高速バスで空港へ。

 今回のクルーズ、食事には不満がなかった。ただ「名古屋港で乗船、鹿児島港で下船」というのは、外国旅行でいえば「現地集合、現地解散」というような感じがしますよ。コスタのときは、「横浜大桟橋発、同大桟橋着」でした。
 でもまた機会があれば行きたいものです。(おわり)

にっぽん丸13

にっぽん丸12

にっぽん丸19
音楽と歌で旅の壮途を祝す(23日、宿毛港)

にっぽん丸14

にっぽん丸15

にっぽん丸17
市長の挨拶が始まった、その時事件が…

にっぽん丸16
出港。船の4階デッキから紙テープ、5階ベランダから撮影

にっぽん丸18
最終日の朝7時50分、船内放送でイルカ
がにっぽん丸に並走していると放送され
た。なんとか撮れた写真はこれ1枚。イル
か、イナイか? わかりますか
(24日、鹿児島湾)

にっぽん丸鹿児島2
鹿児島湾に入った、見えるのは桜島でしょうか?

にっぽん丸鹿児島1
接岸する埠頭が近づいた

四万十川観光の帰途、妻の懇望でバスを離脱して天然うなぎを食べに

 「初夏の名古屋/宿毛/鹿児島クルーズ」の第2日目23日は、にっぽん丸が午前9時に宿毛港に入港するときから始まった。その前の8時15分にはレストランで朝食を済ませ、スタンバイしていました。
 接岸すると岸壁で待っているバスに乗り込んだ。これから四万十川(しまんとがわ)に行き、遊覧船に乗るのです。
 四万十川は高知県の西部を流れる一級河川、全長196キロの四国最長の川です。本流に大規模なダムが建設されていないことから、「日本最後の清流」と呼ばれ、名水100選、日本の秘境100選にも選ばれている。
 また四万十川には、支流を含めて47の沈下(ちんか)橋があり、高知県では生活文化遺産として保存する方針を四半世紀前に決定している。

 沈下橋というのは、低い位置に架橋されることや、架橋長が短いことから、低廉な費用で速やかに作ることができるというメリットを持ち、反面、増水時には簡単に水中に沈み、橋として機能しなくなるという欠点を持つ。沈下橋の特徴として、橋の上に欄干がないか、あってもかなり低いもの、増水時に取り外し可能な簡易的なものしか付いていない。
 これは、増水時の橋が水面下に没した際に、流木や土砂が橋桁に引っかかり川の水がせき止められ洪水になることを防ぐためです。また、壊れても再建が簡単で費用が安いという利点もあるらしい。
 遊覧船はおよそ40分。3日前までの大雨で水は少し濁っているが、川面を通った涼しい風が心地よく吹き付けてくる。

 ところが同行している妻が、突然こんなことを言い出した。四万十市に「土佐くろしお鉄道」の中村駅がある。四万十市は昔、中村市といっていたそうで、“中村では町のうなぎ料理店で天然うなぎが食べられる”ことを調べたらしく、どうしても食べたいと言い出した。
 にっぽん丸のガイド・Fさんに相談し、帰ったら、改めて港のインフォメーション・センターで問い合わせてくれるということで一件落着したと思っていた。
 そういえば何日か前、妻が天然うなぎの話題を出したことがあった。私は「天然は皮が固いし身も薄い。オレは養殖のほうががいい」といった記憶があります。

 たしかに、埼玉で天然うなぎを出す店は知りません。妻の思いは熱願というか懇望(こんもう)というか、ちょっとやそっとで抑えることはできなかった。港に帰ってからだと、タイムオーバーになることを恐れたのでしょう。土産を買う人のためにバスが「道の駅」に寄ったとき、バスの運転手とバスガイドに「天然うなぎを食べて、そのあとタクシ-で船に帰るから、タクシーを呼んでほしい」と言い出した。
 バスガイドの言葉です。
 「ここ(四万十市、中村)から宿毛港まではタクシーで約1時間。ここからうなぎ屋へ行き、食事の間、待たせてそのタクシーで港へ帰るとなると、うなぎの値段と合わせてかなりの金額になりますよ。予算はどれぐらいですか」
 「予算は考えていません」
 これが女房らしいところというか、私にはできない考え方です。

 バス運転手は “これは聞いてやらなければ収まりがつかないだろう”と思ったのでしょう。知り合いの運転手に電話をかけ始めた。個人タクシーの知り合いと連絡がついたらしく、最初からメーターを止めて、定額で行ってくれることになったという。
 バスガイドは、「うなぎを食べたいからといって、バスを離脱する人は初めてだ」と呆れていました。

 やがて来たタクシーが連れて行ってくれたうなぎ屋は「四万十屋」。
 「あ、これテレビでやっていた天然うなぎのお食事処だ」。妻は喜んでいました。後で調べたところ、川のり佃煮を始め、天然うなぎや川えびなどを代表とした、四万十珍味の製造・直売を行っている有名なお土産・お食事処です。
 妻は上機嫌で、「タクシー代を安くしてくれたんだから、チップをはずんであげて」と言い、“樋口一葉”を1葉プラスしてあげた。

 ところで別の問題ですが、船が宿毛港を出港するとき、とんでもないことが起きたのです。長くなりすぎましたので、続きはもう1回この次に…。(つづく)

a5にっぽん丸
宿毛港に入港したにっぽん丸

にっぽん丸a1


a7にっぽん丸

にっぽん丸a6

にっぽん丸a5
遊覧船で四万十川を楽しむ

にっぽん丸a4
名店・四万十屋で天然うなぎに舌鼓

初夏の名古屋~鹿児島クルーズ、細川たかしさんのスペシャルショーも

 21日から24日まで4日間、名古屋、宿毛(すくも=高知県)、鹿児島を妻と2人で旅してきました。23日からの3日間がクルーズでしたが、乗船が午前11時で正午出港でしたので、名古屋での前泊になりました。
 宿泊は三井ガーデンホテル名古屋プレミア。2年数か月前に建設されたもので、清潔で、なかなかいいホテルでした。部屋のバスタブ以外にも大風呂があって高評価らしいのですが、私らは、夜は飲食で外出するのがルーティーンですので、残念ながらスルー。

 翌朝、名古屋港に停泊している「にっぽん丸」に乗船です。11時から手続きが始まりましたが、スイートルームとデラックス・ベランダの客室から案内してくれます。
 正午、出港。デッキでスタッフがシャンパンと紙テープを配っている。スタッフが大勢いるので次々勧められ、かなり飲んでしまった。
 私たち5・6階船客の夕食は6階のレストラン、下層階は2階のレストランです。2階では人数によって、食事タイムを2回に分けることもあるそうです。
 ほかのクルーズも似たり寄ったりですが、食事は原則として旅行代金に含まれます。にっぽん丸では寿司バーなどや、一部の食事処と飲み物が有料です。
 また5・6階の客は2階のレストランをはじめ、どこへ行ってもいいのですが(一部は有料)、3・4階の客は6階のレストランは利用できない。料理の内容も違うのです。客船は昔から1・2等船室と3等船室ではかなりの差別がありましたが、それの名残りでしょう。

 夕食はフランス料理のコース。味はまあまあ? 和食と洋食のコースを日替わりで、ということなので、次の日に期待しましょう。
 その後のエンターテインメントは、この日は歌手・細川たかしさんの「スペシャルショー」と銘打った催しがありました。おそらくこの日は450人ほどの乗客だったでしょうから、9割ぐらいはメインショーを行う2層吹き抜けのドルフィンホールに集まったでしょう。ショーに400人ほどは来たのではないかと思います。
 細川さんの、笑いを取りながらの軽妙なトークはなかなかのものでした。

 しかも歌は抜群でしたね。「心のこり」「北酒場」「矢切の渡し」「浪花節だよ人生は」などを含め何曲歌ったでしょうか。その歌唱力、声量には圧倒されっぱなしでした。途中、衣装替えで数分、三味線や尺八だけの演奏がありましたが、みっちり1時間以上歌いっぱなしでした。
 それとサービス精神が旺盛ですね。
 下の階には300人ぐらいが着席していたのではないでしょうか。歌いながら回り、もれなくその階の全員と握手をしていた。

 また熱烈なファンなんでしょうね、正面最前列に陣取っていた婦人の一人に、「奥さん、ハンカチ持っていたら貸してくれる」と言って受け取ると、全力で歌って汗が噴き出た顔をゆっくり拭って返した。
 つぎの人に握手の手を差し伸べると、片手で握手しながら、もう一方の手でハンカチを差し出す。そんな光景が何人も続いていました。

 ショーの途中での撮影を禁止されていましたので、ショーが始まる前に場内を撮った写真と、終了後、細川さんと撮ったものを掲載してみました。(つづく)

にっぽん丸1
名古屋港埠頭に接岸したにっぽん丸。これから2泊3日のクルーズへ

にっぽん丸2
シャンパンの後、別れのテープを

にっぽん丸3
5階、左側に左舷のベランダ・デラックスのキャビン
が並ぶ

にっぽん丸4
このスタイルのキャビンはドアでベランダへ出るこ
とができる

にっぽん丸5
2層吹き抜けのドルフィンホール。この夜は細川たかしさんのスペシ
ャルショー

にっぽん丸6
向かって右は不肖私、左はかみさん

にっぽん丸7
バーへ行きたいというので連れて行った。ふだんは
居酒屋だからね。コーヒーリキュールベースのカクテ
ルを飲みたい、などと注文していた

有馬温泉の銀水荘兆楽、旨い食事と心配りに女将の教育が覗く

 3日は有馬温泉で泊まりました。姫路から新神戸まで新幹線、新神戸から私鉄を乗り継いで有馬温泉駅まで、出発から1時間もかからずに到着しました。宿泊は和風旅館の銀水荘兆楽です。

 旅館に電話をかけると、駅まですぐに車で迎えに来てくれた。ところが妻が「有馬温泉の街を少し楽しんでみたい」というと、迎えの人が「よろしければ荷物だけ旅館にお運びしておきましょうか。街を見終わったら電話してください。迎えに来ますから」と。全く億劫がる様子はなく、“心から”の親切が感じられる言葉でした。

 チェックインの対応から、部屋への案内も申し分がなかった。駅で預けた荷物も、きちっと部屋に運び込まれていた。こう書くのは、細かいことをチェックしてあら捜しをしようという意図ではありません。経営者の教育方針が垣間見える気がしたからです。
 夕食は正月風の懐石料理、各自の手元に置かれた「おしながき」にしたがって部屋係の女性が運び、料理の内容を説明してくれる。目配り、気配り、心配りがみごとです。

 食事はすべて部屋出しです。私は食事処もいいと思いますが、この旅館の方針らしい。食事がうまい、味付けが素晴らしいのです。
 酒と料理を楽しんでいると、女将が挨拶にやって来ました。数をこなすため通りいっぺんの挨拶で退出するのではなく、かといって長居するわけではない。その呼吸がいいのですね。
 なるほど、この女将の教育方針が従業員に徹底していたのか。あまりに見事だったので、スマホで検索してみました。すると、兆楽の女将にインタビューした記事が出てきました。

 「京阪神の奥座敷として知られる有馬温泉。大阪・神戸どちらからも車や列車で一時間かからないで到着できる情緒あふれる温泉街。ここに心優しい女将さんが営む宿がある。
 銀水荘 兆楽。創業90年、三代目の女将である當谷泰子さんが、スタッフとお客さまを心から大切に思って接することで、常連さんから愛される繁盛旅館になっている」。

 「その人が、自分の仕事が好きかどうかは、次の問い掛けでおおよそ分かる。(中略)
 女将さんにも聞いてみた。『お孫さんが、この旅館で働いてみたいと言って来たらどうしますか』と。
 すると女将さんは、次のように即答された。
 『勧めます。人との調和、立ち居振る舞いや礼儀作法、さらには辛抱強さも覚えますから』」。

 女将が挨拶に来られた時、その3時間ほど前、大風呂へ行く途中、廊下ですれ違った人だと気付きました。和服に替える前の洋服姿でした。廊下で私と会った時、少し横へそれて会釈をし、「いらっしゃいませ」と声をかけてきた。仕事に就く前の従業員だと思って、よくしつけられている、と感心したものです。

 翌日チェックアウトの後、妻や倅がロープウェーで六甲山頂駅まで行きたいと言い出した。フロントで精算した後相談すると、「六甲有馬ロープウェーの駅までお送りします。そこから山頂駅までロープウェーで行けます。荷物もお預かりしますよ」と。
 ドライバーもとても親切で、「山頂駅から戻るロープウェーの時間が決まったら電話ください。迎えに来ますから」。

 帰りはロープウェーの駅から電車の有馬温泉駅のそばを通って旅館に戻ることになります。駅が近づくとドライバーから提案がありました。
 「宿まで戻らなくても、駅で少し待っていただければ、お預かりした荷物をもって急いで戻ってきますよ」
 言葉に甘えて駅で待っていると、15分ほどして荷物を届けに戻ってきてくれた。

 何から何まで十二分に行き届いた対応でした。
 もし知人から「有馬温泉でいい宿を知っていますか」と聞かれたら、躊躇わず「銀水荘兆楽」の名を挙げるでしょう。

 ここ5年ぐらいの間に、3回有馬温泉に行きました。前回は「古泉閣」、その前が「エクシブ・有馬離宮」でした。古泉閣もよかった。有馬離宮は部屋の豪華さは格別でした。しかし総合点では銀水荘兆楽に軍配が上がるでしょうか。


有馬温泉2019年1

有馬温泉2019年2

有馬温泉2019年3
銀水荘 兆楽。和風のエントランスが続く

有馬温泉2019年4
六甲山頂から神戸市街を望む

有馬温泉2019年5
ロープウェーの帰途、前方右下に有馬温泉街が見える

姫路城の凄さを改めて確認、ただケサランパサランを見られず残念!

 1月2日から4日まで、姫路と有馬温泉へ行ってきました。各1泊ずつの旅でしたが、姫路と有馬温泉は近いので、それほどせわしい旅行ではありませんでした。同行したのは妻と倅です。

 姫路へ行った目的は? 私にとっては、ケサランパサランが姫路市立動物園で飼育されているという情報を得たので、ぜひ実物を見たかった。また、姫路にいる姪に会いたいということもありました。
 私はこれまでケサランパサランを、写真や動画(テレビも含む)でしか見たことがありません。皆さんご存知と思いますが、これは江戸時代からの民間伝承による謎の生き物とされる物体です。そういうと、すぐに思い出されるのが「ツチノコ」です。ただツチノコと違って写真はいくらもありますし、公共の機関で飼育しているとなると、インチキなものとも思えない。ということから興味をひかれたのです。
 これは綿毛のように白くフワフワと空中を浮遊しているのが特徴だという。その正体としては、たんぽぽの綿毛など植物由来、ウサギの体毛など動物性というもの、また昆虫(雪虫、アオバハゴロモの幼虫)など諸説あるようですが、明らかにされていません。

 いっぽう、妻が姫路へ行きたかったのは、倅に姫路城を見せてやりたいという思いからでした。また私の姪に会いたいという気持ちもあったようです。
 姫路市は私の故郷です。そこは飾磨郡に含まれる島嶼だったのですが、現在は姫路市に合併されています。私は数年前の姫路城「平成の大改修」はもちろんですが、その50年前の「昭和の大改修」もよく知っています。
 8年前、妻が脳出血で倒れて退院した後、一度、姫路城を見せておきたいと思って連れて行きました。妻はあまりに堅固で秀麗な姿に感動して、その後、今回を含めて5回ぐらい行っております。

 「これまで見たお城とは別物だね」、これが最初の妻のひと言でした。
 今回も、「天守閣も4つあるし…」という私の言葉に、信じられないようすでした。私は何気なく言ったのですが、天守閣は1つと思い込んでいたのですね。5重6階の大天守と3つの小天守が渡櫓(わたりやぐら)でつながっています。3つの小天守とは東と西の小天守、乾小天守です。そういえば、連立天守のお城は少ないし、4つもあるのはさらに少ないかもわかりません。
 幾重にも重なる屋根、千鳥破風(はふ)や唐(から)破風が、白漆喰総塗籠造(しろしっくいそうぬりごめつくり)の外装と相まって、華やかな構成美を造り出しています。その美しさから別名、白鷺城(しらさぎじょう)といわれます。地元の人たちは、「はくろじょう」と発音する人も多い。

 姫路城の話をすると、「所詮、お城でしょう。ずいぶん執着しますね」という人もいます。おそらく「そんなお城」しか見ていないからでしょう。残念!!
 その敷地の広さも桁外れ。確か日本の城では2番目ぐらいでしょうか。
 内曲輪(うちぐるわ)以内の面積は23ヘクタール(約7万坪)。また外曲輪(そとぐるわ)以内の面積は233ヘクタール(約70万6千坪)。内曲輪の面積を甲子園球場のグラウンド部分(1万4700平方メートル)と比較すると、約16倍になるという。
 何より国宝であり、日本で初めて世界遺産に登録された建物です。国宝の絵画などは、何回でも見たくなるのではありませんか?

 案にたがわず、倅も驚き感動していました。
 ただ心残りは、姫路動物園が改修のため2月15日まで休園です。ケサランパサランを見ることができなかった。残念です。インターネットで調べて、元旦は休みだが2日はやっていると思ったのですが。
 しかし今回の姫路行き、姪が(会えたことを)喜んでくれたのがうれしかった。

 私らの宿泊はホテル日航姫路、JR姫路駅から1分、駅のすぐ前にあるシティホテルです。その下が地下鉄の駅にもなっています。便利なので、このところ姫路へ行き始めてからの定宿(じょうやど)にしているホテルです。
 ここの15階には、「夜間飛行」というしゃれた名前のバーラウンジがあります。ライトアップされた夜の姫路城が真正面に見える最高のロケーションです。私ら 3人と姪の親子で5人、駅裏の店で飲食のあと、ここで仕上げです。
 次回は有馬温泉について書きたいと思います。つたない文章で申し訳ありません。


姫路2019年2

姫路2019年3
国宝・姫路城。日本初の世界遺産でもあります

姫路2019年1
いつも宿泊するホテル日航姫路、JR姫路駅から1分です
(写真はホテルの公式HPから)

姫路2019年4
バーラウンジ「夜間飛
行」の窓から見るライ
トアップした姫路城
プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

リンク
カレンダー
05 | 2019/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
訪問者数カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR