FC2ブログ

初秋限定の飲み物! 「STURM」を求めてウィーンへ

 日本より一足早く秋風が吹くオーストリアでは、9月に入ると朝晩かなり冷え込むことがあります。
 この時期ウィーンに行ったらぜひ飲みたいもの、それがシュトルム(STURM)です。これはホイリゲというワイン酒場で飲むことができます。ホイリゲというのは、もともとは自家製ワイン造りの酒屋のことらしいのですが、いつのまにかワイン酒場の名にもなったそうです。

 ここで出るのははビールとワイン、それからシュトルム。あとは家庭料理のような簡単な料理です。
 ワイン造りは収穫したブドウをプレスして発酵させます。発酵が始まったばかりでアルコールもガスも弱いのがモスト。もっと熟成が進み、アルコール濃度が上昇して発酵のガスの多くなってきたのがシュトルム。今回の添乗員も、「この存在」を知りませんでした。
 進化? の過程は、ブドウの絞り汁 < モスト < シュトルム < ワイン、というわけです。

 シュトルムは原則ホイリゲで飲めますが、街なかのスタンドでも出してくれますし、市場でも売っています。発酵しているため瓶は閉じられません。たいていはアルミホイルなどがまかれています。
 ですから残念ながら、日本に持ち帰ることはできません。飛行機に持ち込むことができないのです。
 解禁になるのは、だいたい8月末だそうです。それから1ヵ月半ほどがおいしさを味わえる時期です。それが過ぎるとワインになってしまうのでしょうか? 販売も許可されないということでした。

 この存在を私が初めて知ったのは、十余年前にハンガリー、オーストリア、チェコを旅行したときです。9月中頃でした。10人余りのツアーでウィーンの森のそばにあるホイリゲに行きました。
 店内ではウィンナ・ワルツの生演奏をしており、ペアがダンスを踊っていました。そこでシュトルムを初めて体験したのです。そこそこのアルコール濃度(5~9%ぐらい?)がありながら、フルーティーで発酵の炭酸が絶妙な味を造り出している。
 しかしトイレに行ったとき気づいたのですが、同じツアーのご婦人が何人も小間物屋を開いていました。飲み口がいいからついつい…。

 今回、外国へ行こうと決めたとき、場所の選定に迷いました。しかし遠くまで行くのはそろそろ身体がきつくなってきた。このところ長旅をすると、なかなか疲れが取れない。
 そこで、「遠い外国」の最後のつもりで選んだのがオーストリア。妻と話していたのですが、「もう一度、あのシュトルムを飲んでみたい」という点で意見の一致をみました。

 ついでにウィーンでもう1回行ってみたいと思ったのは、映画「第三の男」(古いね!)の舞台になったプラーター遊園地。ただ女房が、「何の変哲もない古いしょぼくれた遊園地、行きたくない」と。結局、疲れたこともあって行かずじまいになりました。
 私はこの映画を見た世代ですから、懐旧の念に駆られるのでしょうか?? 映画史上に残る不朽の名作「第三の男」の極めてスリリングな場面は、遊園地の大観覧車が舞台になっています。

 目的がはっきりしていましたから、近くの他の国に足を延ばすつもりはありません。成田からウィーンまで12時間。まず、モーツアルトの生家が残るザルツブルクで3泊、ウィーンで3泊。機中泊1泊。成田のホテルで前泊しましたから8泊9日の旅でした。
 次回のブログから2回(あるいは3回)ぐらいで、旅行の様子をご紹介してみたいと思っています。よろしくお願いします。(つづく)


クリムト他1
クリムトの「接吻」、美術史美術館で。ヨーロッパの美術館は、
ノーフラッシュなら写真撮影は原則OKなのがいいですね

クリムト他2
オペラ座(ウィーン)の交差点の屋台で飲んだ
シュトルム。これは赤ワインになるものです

台風15号 深夜の暴風雨で「目隠し」が激しい音、手探り補修で応急処置を

 激しい風雨、台風15号は私の住んでいる埼玉県富士見市にも大きな傷跡を残しました。皆さまのところははいかがでしたか。現在(9日午前10時ごろ)、台風の目は海上に移動しましたが、茨城県はまだ暴風域、関東一円も強風域を脱していません。

 実は我が家も大変でした。深夜2時頃、ガタガタ大きな音がしていたのですが、お隣さんのベランダで何かが風に煽られてているのだろう、としか考えていませんでした。
 4時ごろ、音がますます大きくなる。
 「あるいはウチ?」

 急いで2階へ行くと、なんと音の元は我が家の2階の窓に取り付けられた目隠しです。
 窓を開けると、目隠しの塩ビ波板の傘釘が一部分利かなくなって、塩ビ板が風に煽られ横木にぶつかり音を立てているのです。窓からは雨風が吹き込んでくる。妻が必死に音をたてないように抑えています。
 目隠しは窓の上下に、2本の横木を金具で取り付け波型の塩ビ板を張ったありふれたものです。ところが古いために横木の一部が腐食し、釘がきかなくなっていたのです。

 窓からはますます雨風が吹き込む。何とか4、5分で解決しなければ…。
 目隠しですから、外から傘釘で打ち付けてある。しかも2階です。本来なら足場を組むか、長い梯子をかけて外からでなければできない仕事です。しかしそんなことを言ってはおれない。
 釘がきかないのが端のほうだと、とっさに気が付きました。私は横木の上下にあたる箇所の塩ビ板に穴をあけ、プラスチックの結束バンドで波板と横木を結わえることを考えました。

 暗くて雨風が振り込む中、目で確認することはできません、手探りです。横木の上下にあたる塩ビ板に穴をあけ内部から結束バンドを通し、目隠しの横から外へ腕を回してバンドの先をもう1つの穴に刺して内側に導き、結束バンドの穴に入れる。
 これでその先を引っ張ると、バンドで塩ビ波板と横木を結わえて固定したことになるのです。

 これで音が止まりました。一安心してまた眠りにつきました。
 朝起きて確認すると、塩ビ板には思ったより大きな穴が開いていました。普段ならこんな仕事はしないのですが、暗い中での手探り仕事ということで、まあ60点ぐらいはもらえるでしょう?
 思いがけない仕事でした。でも3分ほどで終わったのは上出来だと自負しています。

長くて短い25年、社労士、行政書士廃業で一段落

 8月末で社会保険労務士、行政書士登録を抹消してもらい廃業しました。登録から25年、長くもあり短くもあった年月です。このさっぱりした気持ち、なんとも不思議な感覚です。
 社労士も行政書士もよほど自制しなければ、仕事柄、正しくない手続きに引き込まれそうになる場合があると思います。例えば退会の報告をブログに書いたおり少し触れましたが、職務上請求用紙の横流しで罪に問われた例もあります。

 また一時、成年後見人になる人が結構いたようですが、私は同期のYYさんに意見を聞いてみました。彼は「場合によっては大きな金に責任を持たなきゃならない。人の金を管理するのは容易ではないからやらない」という意見。私も同じ考えだったのでこれはスルーしました。
 何年か前に、成年後見人になった弁護士が、罪を犯して新聞に報道されていたのを目にしました。こんなのを見聞きするにつけ、関与しなくてよかったと思ったものです。

 さて社労士ではなくなった以上、「特定社労士のボヤキ日記」という弊ブログのタイトル、変えなければならないかと考えていました。「無為徒食老人の日記」というのも何か自虐にすぎる気もします。いま結構忙しいので、ありきたりすぎですが、とりあえず「元特定社労士の……」ということでお茶を濁しておきたい。
 1ヵ月か2ヵ月のうちにタイトルを決めて続けるか、やめるか、考えてみたいと思います。ご猶予ください。

社労士会・行政書士会を退会、少しずつ「終活」の実行を!!

 28日、さいたま市浦和区の埼玉県社会保険労務士会と同行政書士会を訪ね、社労士、行政書士の登録抹消申請(届出)書と退会届を提出してきました。
 前もって両会に電話をかけて、退会に必要な書類とかつて支給された証票、会員証、職務上請求用紙など返却しなければならない書類等について、現物が紛失している場合の届け用紙などの送付を頼んだ。

 社労士会から提出書類と返却物一覧、返却物紛失の場合に提出する書面が送られてきました。さっそく退会届、登録抹消申請書等を記入したが、返却すべき書類等はすべて揃っていたので一安心。
 行政書士会からも、「廃業(退会)届に必要な書類」として提出書類と返却物等の一覧を送ってきましたが、返却物が紛失した場合に提出する書類が届いていない。行政書士会に返却する書類等は、どこへ行ったか不明のものが多かった。

 封書でやり取りするのも面倒なのでこの日、社労士・行政書士の両埼玉会がある浦和まで足を運び、不足書類はその場で作成しようと考えたのです。
 社労士会はすべての書類等が揃っていたので、退会の手続きは5分もかからず終了しました。

 行政書士会への返却書類等で、揃えることができなかったもので、いちばん面倒だったのが職務上請求用紙。これは他人の戸籍謄本や住民票も請求できる書類です。かつて他支部の行政書士会員が、この書類を利用したい業者(興信所だったか、記憶が定かではありません)に高額で売り渡して、逮捕された事件もありました。
 ほかの返却物が不明でも紛失届を書いて終わりですが、職務上請求用紙の紛失は始末書を書かされる。社労士も独自の職務上請求用紙を利用しますが、こちらはきちんとありました。

 入会も退会も、社労士会と行政書士会は似た仕組みなのですが、社会保険労務士登録証は退会時に返却不要、行政書士会は要返却。おかしいですね。
 私の場合は平成6年に登録、令和元年に退会。登録した事実は変わらないわけですから、登録抹消申請と退会届を提出すれば済むはずだと思うのですが。
 もちろん再び登録することはありませんので、登録証に未練があるわけではありません。
 そういえば私が特定社会保険労務士試験に合格した折、たしか時の厚生労働大臣の認定証が郵送されてきた記憶があります(うろ覚え)。ただその時目にしただけで、今回調べた中でも出てこなかった。「受からないだろう」と思われるのが癪だから受けただけの試験なので、あんまり執着がなかったのかもしれません。

 10年ほど前でしょうか、私は「終活」の一環として、妻に対する公正証書遺言を作成しました。今回の退会手続きも、終活の一環と考えています。ご存知の通り、終活とは自らの人生の終焉に向けた活動のことです。身の回りの生前整理、遺言の準備、相続、墓の問題などがあります。
 2010年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされたことをきっかけに、「終活」という言葉が世間一般に広く知られ、人々の関心が高まるようになったそうです。

 死後に向けた事前準備だけではなく、人生の終焉を考えることが今を生きることにもつながるのか? 終活を意識して準備していくことで、「成り行き」のままの余生ではなく、少しでも軌道修正ができるのではないかと私は考えています。


二十一日登録証

登録証1
今回、社労士会と行政書士会を退会しました

運転時の「天網」はドラレコ! あおり運転者には免許剥奪制度を

 過日、茨城県の常磐自動車道で発生したあおり運転暴行事件。乗用車の男性があおり運転の車に停車させられ、殴打された事件です。茨城県警が傷害容疑で逮捕状を取り、全国に指名手配して容疑者が逮捕された。
 この男の危険な運転については、茨城県警が立件する方針で調べているという。容疑者の車に同乗していた女も、犯人蔵匿・隠避の容疑で逮捕され、2人は水戸地検に送検された。けしからん行為といえばその通りですが、被害者の恐怖はそんなものではない。察するに余りあるものでしょう。
 無謀な幅寄せ、前へ回っての急停止、怒鳴り込み、窓から数発拳による殴打。男らは他県でも危険な運転を行っていたという。

 東名高速道で,一家4人が乗る車をほかのトラックに追突させ、夫婦2人を死亡に追いやったあおり運転がありました。それに今回の事件です。ただ車間距離を詰めて進路を譲らせるだけではなく(これももちろん違法)、まるで積年の恨みを晴らさんとするような遣り口です。
 これを見て脳裏に浮かんだのはアメリカのテレビ映画「激突!」です。これはスティーヴン・スピルバーグ監督が25歳の時のテレビ映画。四十数年前、劇場映画として日本でも上映されました。

 あらすじは次のようなものです。
 セールスマンのデヴィッドは商談のため車でカリフォルニアへ向かう途中、荒野のハイウエイで1台の大型トレーラー型タンクローリーを追い越す。しかしその直後から、今度はトレーラーがデヴィッドの車を追いかけ回してくるようになる。
 トレーラーはデヴィッドの車を、列車が通過中の踏切に押し込もうとしたり、警察に通報を始めると電話ボックスごと跳ね飛ばそうとするなど、殺意をむき出しにしてくる。デヴィッドは大型車の不利な峠道へと逃げ込むが、ラジエーターホースの故障で車は峠道の上り坂でオーバーヒートし、スピードダウンしてしまう。

 逃げ切ることが難しいと悟ったデヴィッドはトレーラーとの決闘を決意し、峠の途中の崖へと続く丘にトレーラーを誘い込む。車をUターンさせてトレーラーに向かって走り、正面衝突する直前に飛び降りるが、煙で視界を奪われたトレーラーの運転手はデヴィッドが車ごと突っ込んできたと勘違いし、そのまま崖に向かって走り続ける。
 崖に気づき、慌ててブレーキを掛けるもデヴィッドの車もろとも崖下へと転落。辺りには2台の車が落下しながら捻じれ軋む音が響く。

 デヴィッドはスピードがのろいタンクローリーを追い越しただけで、命にかかわる犯罪に巻き込まれた。だが日本の今回の事件の被害者は、容疑者の車を追い越したわけでもないのです。
 容疑者が「車の行く手を妨害された」というが、被害者の後ろから凄い速度で迫ってきたということを考えると、単に自分の前にいる車が気に入らないということでしょう。進路妨害をした、ということか。こんな勝手な輩のせいで、命の危険を覚えるなどあってはならない。

 これほどひどくなくても全国的にあおり運転が絶えない。私はあおり運転をした者は、直ちに免許剥奪にするべきだと思う。交通事故は少しでも減らさなければいけない。ところが彼らは不法なやり方で事故を増やしているのです。
 それだけではない。何のつながりもない人を、命の危険にさらしている。こんな不条理が許されていいはずがない。

 あおり運転というのは日本だけではない。それは「激突!」の舞台がアメリカなのを見てもわかるとおりです。世界的な広がりを見せているようです。あおり運転に各国はどう対処しているか。
 ドイツでは、あおり運転をした運転手は免許取り消しになるらしい。
 イギリス、中国(上海)では警察のホームページに動画を投稿して、あおり運転をした者を逮捕してもらうことができるそうです。
 あおり運転が快感になっている運転手は、必ずまたやる。麻薬のようなものでしょう。それをやめさせるには運転免許証を剥奪して、もし無免許運転をした時には厳罰に処する以外にないのではないか。

 それからドライブレコーダーの設置。これはもう必須条件ですね。
 「天網恢恢疎にして漏らさず」という言葉があります。車を運転するときの天網のひとつが、現代ではドラレコであることは間違いないでしょう。


プロフィール

村 岡 長 治

Author:村 岡 長 治
出自:兵庫県姫路市
現在:埼玉県富士見市
仕事:特定社会保険労務士、行政書士

筑波大学付属駒場高等学校卒業後、早稲田大学理工学部に学ぶが、家業を継ぐため学業途上で帰郷。
現在、川越・ふじみ野・富士見方面で、社会保険労務士・行政書士業をやっています。

「村岡労務行政事務所」のホームページもご覧ください。

両士業の支部内で、勉強会などを持てるといいと思っています。信頼できる同志との連携を深めたい。

お客様とは互いに信頼でき、長続きする関係を築いて行きたい。

趣味は酒、旅行、絵画・音楽・書の鑑賞など。子供たちも独立して、いまは夫婦2人です。

リンク
カレンダー
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
訪問者数カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR